あかまさん、
みかままです。どもども。
katsu.Akama wrote:
> 「質問駆動型教育」のテーマで、【気づき】をまとめてみました。
> http://homepage3.nifty.com/Xp/CSFC-03-05241.htm
> ご参考になりましたら、幸いです。
>
> 「質問力」読みました。 ★★★★★(お勧め度:必読)
>
> 質問力のある方と話をするだけで、話し手本人も気が付いていなかった
> 新しいアイデアが創造されていることに、
> 驚きと、「あこがれ」を感じました。 宇多田ひかるさん、すごいですよね。
>
>
これは、どちらかというと「創発」の話かなあ、という気もします。
内部モデルの意味づけを助けるというか、メタ認知をさせるという話ですね。
私が質問駆動型講義ということで考えていたのは、もう少し手前の「ある問題
解決手法がその人の中に有効な形で構築(内部モデル化)されているか」とい
うのを確かめるための手法として、質問をまず用意しておく。また、その質問
を用意する過程で、「何を教えておかなければならないか」を教える側が明確
にすることができるのではないか、ということです。
>>質問駆動型講義ってのはどうだろうか、と真面目に考えてます。はい。
>>
> 私自身、講義を企画して残念に思うのは、受講者の反応が少ない(無い)ことです。(^^;
>
> みかまま さんは、どのような理由で「質問駆動型講義」を真面目に考えるように
> なったのでしょうか?
>
>
理由…ここ数年の講義運用の反省から、ですかね。
テストをして始めて、その学生の内部モデルとあるべきモデルとのズレが良
く分かったからです。ああ、ここが分かってなかったんだな、と。
そのズレを修正するための入力を新たに加える必要があることがわかった。
そして、もっと早くそういう質問を投入しておくべきだったと思った。
#教育学部とかならもっと良くこのあたりのことは知られているのかも?
>>「質問力」ISBN:4-480-81626-7 を読んで、良い質問というのが、
>>テストファーストのテストをどう選ぶかというのにも似てる、
>>
ということで、
> ユーザ(話して)の本質を熟知して、ユーザの気が付いていなかった
> 「新しいアイデア」を発見する喜びを共有できるといいですね。
>
学生の本質とまではいかないかもしれません。
ただ、対象の今までの出力から、その内部実装について仮説を立て、その仮説を
実証す
るために質問を行う、というのは(内部実装をある程度考慮した)機能テストと
考える
ことができるかなあ、と思ったわけです。そして、内部実装の不備を見つけるべ
く投入
したテストがきちんと機能して、そこから内部実装を変更・リファクタリングす
ること
が実は重要なのではないか。
教育の本領というのは実はそのへんなのではないか、とぼちぼち考えつつ、なか
なか実
地ではうまいテストが用意できない今日この頃だったりするわけです。うまいテ
ストと
いうのは、既にある内部モデルのありそうな不備をつくものでないといけないので。
#なお、それを意味的に説明できないと、最終的な学習にはならなかったりする
んです
#がそれはまた別の話。
テストで間違うと恥ずかしがりますが、個人的にはよく起こる間違いをやってく
れた方
が、その人自身だけでなくほかの人の内部モデルの修正に役に立つので有効だと
思って
たりもするんですが、その辺もうまく評価できませんね。特に期末テストだと。
FAQ、アンチパターンは重要なんです。
なんか、散漫になってしまってすみませんが、こんな感じです。
---
みかまま
http://www.mikamama.com/
mika@....com