池田です。
時差のあるところにすんでいるのでいまいちリアルタイムにレスポンス
できなくて申し訳ありませんが・・・。
小島さん:
> >たとえ話になりますが、大手小売業の会社が通販サイトを構築することに
> >なったとします。さらに社長から「Amazonに負けないものを作れ」という
> >命令(?)がでたとします。そしてソフト屋さんに発注するわけですが、
> >見積もりを依頼して、
> >
> >A社「Xヶ月でXXXX円で出来ます」
> >B社「XPなので最終的な期間・コストは出せませんが、仕様変更できてしかも
> >品質も向上します。開発スピードも通常より早くなります」
> >
> >っていう2社があると、よほどB社のチームを信用していないかぎり
> >A社に頼むのではないでしょうか?
>
> それはそうでしょう.池田さんの仰るように,A社が「(不確かな仕様でも)
> 期間・費用をFIXして、長期的成果物に対する責任を負」い「多少の仕様
> 変更でさえ開発側が吸収してしまう」のであれば…
>
> 例えば,もっとずっと単純化した以下のような比較の場合,
>
> A社 (ウォーターフォール方式): リスクは全て開発側が負うものとする
> B社 (XP 方式): リスクは開発側と顧客側の双方が負うものとする
> ※ 他の条件は同等だとするか考慮しない
>
> A社が優位なのは誰が見ても明白です.誰だってA社に頼むでしょう.
>
> 併し,これらの例は意図的にアンフェアです.A社だけが自社に不利な
> 条件を飲んでいます.
> A社とB社が同じレベルのビジネスをするとし,A社がそれだけ大きな条件を
> 飲むのであればB社もコスト面や期間面等で条件を受け入れるとしなけれ
> ば,例としては不適当でしょう.
それがまさに私の言いたかったことです。
現状長期開発であれば「それだけ大きな条件」を飲んでいる会社が
ほとんどではないか?と。
だとしたら小島さんのおっしゃるようにXPが最初から潜在的にアンフェア
(というかディスアドバンテージ?)を抱えていると言えるかと思います。
もちろん私の少ない経験から来る現状認識が間違っているのならば
すべて私の杞憂だということになりますが。
ひがさんの「内部でXP」というのは現実解かなと私も思いました。
開発側が長期的成果物に対する責任を負うということですよね?
それでもなお利益をもたらしてくれそうな気がします。
#実際ひがさんの所では成功されているようですし。
まず、内部で実践してXPを自分のものに出来れば、そこから
また顧客説得の道も生まれてきそうな気もします。
漠然とした期待ですが。
なんかとりとめなくなってきましたが、以上です。
4ml@....com