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Date:  Fri, 16 May 2003 17:56:37 +0900
From:  Shimizukawa Takayuki <shimi-ta@....jp>
Subject:  [XP-jp:04338] XP 伝導テクニック
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <.2003335310.566731146.29107233.220721@....jp>
X-Mail-Count: 04338

清水川@初投稿です。

先日、会社のお金でXP入門セミナーに行ってきました。数日後に社内フィード
バックと言う事でプレゼンしたのですが、XPの知識が全く無い人にXPを教える
のはなかなか大変でした。
# 自分もまだまだですが‥‥


・ イテレーション・リリースのサイクルの概念。特にベロシティー設定の部
   分。「なんで1つのストーリーの量を1イテレーションで出来る量に調整し
   ないといけないの?」という質問が出ました。1イテレーション=1ストー
   リーという理解をしていたみたいです。
   この部分は例を出して説明した方がわかりやすいのかも。どうもストーリ
   ー・タスク・イテレーションという単語がなじまないらしくて混乱してい
   たようです。


・ 「タスク *だけ* を見て、そのタスクさえ完璧にこなせば良いんだから、
   プログラマは完全に道具になる」という意見がありました。
   完全に他から独立した(例えば多倍長整数クラスを作る)タスクだったら
   そうなのかもしれないですが。


・ 「契約方法がリリース単位だと受注してもらえない。だからウチでは使え
   ない」
   説得に失敗しました...。"eXtreme Programming実践レポート"に、プリペ
   イド型契約方式についてかかれていましたが、うまく説明できませんでし
   た。(自分で契約などをしたことがないので実感がわかないからだと思いま
   すけど)


全部をいっぺんに適用できるとは思いませんが、、、なかなか難しいですね。

みなさんが伝導した時にはどんな方法で広めました?
自分としては、自分がプログラマなので親しい人を引き込んで下からやってい
くしか無いかなと思っています。

# 状況次第なんだろうなぁとも思います。
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清水川