馬目ともうします。こんにちは。
Shibukawa Yoshikiさんの<JL20030506224613.442229782@....jp>から
>■ 「つくりながら考える 使いながら作る」
>TOTO出版
>山本理顕+山本理顕設計工場
(中略)
>見て分かるとおり、アジャイルの本と断言できます。少なくとも今日読んだ30ペ
>ージの中身はアジャイルです。具体的な実例とイラストがたくさん出てくる本で
>す。材料力学的な数式とかは一切ないので、他業種でも安心して読めます。
タイトルの「つくりながら考える 使いながら作る」が好きです。
私が面白いなと思ったのは、その本にでてくる邑楽町のコンペの時の話です。
審査委員長の原広司氏(京都駅の設計者です)が出した条件が、
次の2つだったそうです。
1. 提案は他者のさまざまな見解を受け入れることができるシステム
をもっていなくてはならない
2. システムの誘起する建築の実現はなんらかの新しい美学に支えられること
住民参加できる枠組みをつくれ、ただし、作るものは新しくなきゃだめ、という
ことだと思うのですが、プロセスがいくらよくても出来上がったものが
イケてなかったらダメってことにつながるのだろうなと考えてます。
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MANOME Tomonori mailto:t-manome@....jp