Date: Fri, 14 Mar 2003 12:40:54 +0900
From: "Katsuya Higuchi" <bugbear@....nu>
Subject: [XP-jp:04223] Re: 浮動小数点演算や幾何演算のテスト
To: <extremeprogramming-jp@....jp>
Message-Id: <001301c2e9db$912cfef0$cd4ec13d@....nu>
References: <20030313003334.FCEF.SHIMADEN@....jp> <001f01c2e8e1$19e8d490$0101a8c0@....nu> <20030313130708.FCF6.SHIMADEN@....jp>
X-Mail-Count: 04223
樋口です。
----- Original Message -----
From: "Hiroyuki Shimada" <shimaden@....jp>
To: <extremeprogramming-jp@....jp>
Sent: Thursday, March 13, 2003 1:21 PM
Subject: [XP-jp:04215] Re: 浮動小数点演算や幾何演算のテスト
> 計算式を作ったら伝播する誤差が決まるので、計算式と伝播する誤差を求める
> 式とを必ずセットで作っておけば問題ないということになると思いますが、これ
> が自動化できれば、間違いがなくていいのですけどね。
それを行うのが、
「精度保証付き数値計算」「区間演算」
と呼ばれているものです。
しかし、これにも限界があって、
区間演算を単純に適用しても、計算を数万回繰り返すと
いわゆる「バタフライ効果」(蝶の羽ばたきで数日後の天気が変わってしまう)で、
まったく意味のない結果が帰ってきたりします。:-)
// 樋口 勝也
// bugbear@....nu