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Date:  Wed, 26 Feb 2003 12:01:08 +0900
From:  HAMAI Kyoichi <k-hamai@....com>
Subject:  [XP-jp:04112] Re: 自己適応的なプロセス (was Re:	自律的な開発プロセス)
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <iss.2f39.3e5c2e07.22139.1@....com>
In-Reply-To:  <20030224013855.EF2E.MAAPY@....jp>
References:  <20030224013855.EF2E.MAAPY@....jp>
X-Mail-Count: 04112

濱井です。
2003/02/24 02:01:28 +0900にManabu Funakiさんが送られた
メールに関する返信です。

>> >問題は、開発プロセスを見直す技法を、どのようにその開発プロセスに
>> >組み込むか、ということだと思います。
>> >(誰が、どうやって、どのタイミングで見直すのか?)
>> 
>> 開発プロセスを見直すのは、開発プロセスのみではダメで、教育訓練などを
>> 含め企業文化といったレベルで、見直すことを組み込む必要があると思います。
>
>私がファウラー氏の著述を読んでいて、開発プロセスがそれ自身の改変
>方法を定義しているものもあるのかと、思い込んでいた節があります。
>間違っていたらそれは私の不勉強・知識不足から来るものだと思うので、
>すみません、ご勘弁ください。
>
>ただ、たとえばXPを適用する際に、ファウラー氏が
>http://objectclub.esm.co.jp/eXtremeProgramming/xpVariations-j.html#N164
>あたりに述べているように、チームが開発手法を定期的にレビューして、
>自分たちのスタイル、そのプロジェクト、に合うように開発手法を改変
>していく、そのようなやり方が出来たらいいなと思ったのでした。

開発プロセスというものをどのように定義するかということだと思います。
開発プロセスをきわめて広くとらえれば、開発プロセスの見直しも開発
プロセスに含めることができるでしょう。しかし、そのように広くとらえると、
ビジネスとしてソフトウェアを開発している場合企業としての活動の大半と
重複してしまい、あえて「開発プロセス」と呼ぶ意味が無くなるように
思います。意味があるのは、ハードウェアの開発・製造プロセスと区別する
場合ぐらいではないかと思います。