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Date:  Wed, 12 Feb 2003 23:07:12 +0900 (JST)
From:  Yuji Yamano <yyamano@....jp>
Subject:  [XP-jp:04071] Re: (長文ですすみません) Re: 記事紹介 : ピーター・コードが語る開発プロセスの選び方
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <20030212.230712.62134110.yyamano@....jp>
In-Reply-To:  <20030209155441.7D77.KUGIMOTO@....jp>
References:  <20030129231454.C176.KUGIMOTO@....jp>	<20030130.012049.28486336.yyamano@....jp>	<20030209155441.7D77.KUGIMOTO@....jp>
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こんばんは。山野です。

最初に、釘本さん、本当にありがとうございます。こんな大作のメールが
帰ってこようとは思ってもみませんでした:-)

hiroki kugimoto <kugimoto@....jp> writes:

> A.よいソフトウェアを作るためには、どのような分析や設計をすべきか。
> (何を作るかの確定のよりよい方法は?)

> 2.上記のAについては、昔のソフトウェア工学が十分に光ををあててこなかっ
> たいわゆる「上流」分野ですから、経営学での到達点をどんどん取り入れていま
> す。結局経営上の有用性の話ですからね。

ここがよく理解できません。A.が一般的な質問であるのに対して、2.は特定の
ドメインでの話になっているように思います。釘本さんは、ソフトウェア一般
でなく、ある特定のドメインについて話をされていると考えていいですか?

> 例えばクリス・マーシャルの本を読んでも、殆ど「UMLで表現された経営学の本」
> ですね。

僕は経営学を知らないので、あの本を読んだ時にソフトウェアと何かの境界線
上にある何かを扱った本だなと感じました。

> 「ソフトウェア工学大事典」
> 朝倉書店、1998、ISBN4-254-12123-7、\65,000!
> の「ソフトウェア工学の歴史」という記述(P737〜744)
> によれば、80年代は「プロセス」の妥当性に話題が集まり、さらに90年代にはソ
> フトウェア製品や生産に関心が移っている、という事です。

> 更に、この本で整理して記述されている内容を読むと
> 「コントロール」「マネジメント」の視点における最近のソフトウェア工学の個
> 別概念も、色々と経営学に関係していると感じました。

これは釘本さんへの質問というわけではないんですが、経営学的な考え方を取
り入れているのは、ソフトウェア工学だけなんでしょうか?

経営学が扱う分野(ビジネス?)とソフトウェアは、理論だけでは解決できない
問題が多く、変化が早く、安定していないから、同じよう手法が適用できそう
だと考えられてるんじゃないかなと、ぼんやりと思ってみたりします。

-- 
Yuji Yamano <yyamano@....jp>
  The music spread everywhere. In the mouth. In the armpits. In the crotch.
  The music a way of flying up and flying past. --Susan Sontag