初めて投稿します。舩木と申します。
差し出がましいようですが、一言言わせてください。
最近、「記事紹介 : ピーター・コードが語る 開発プロセスの選び方」
というスレッドで議論が白熱しているようですが、議論の内容は「戦略」
とは何か、「戦術」とは何か、両者の違いはどこか、という内容で、XP
とは議論が離れてきているように思います。
もともとは、「開発プロセスそれ自身も見直されるような、自己調整的
な(自律的な)プロセスが望ましい」という考え方についての議論だっ
たと記憶しています。
ここでは、「戦略」「戦術」という言葉の定義についてどれが正しいと
か議論する必要はあまり無いと思うのです。
「開発プロセス」は「開発プロセス」でいいのではないでしょうか?
それが「戦略」か「戦術」かについて、誰もが認める正解を導き出すこ
とが、それほど重要とは思えません。
さて、「開発プロセスそれ自身も見直されるような、自己調整的な(自
律的な)プロセスが望ましい」という命題については、多くの方が(特
に現場の技術者は)共感・賛成されるのではないでしょうか?
問題は、開発プロセスを見直す技法を、どのようにその開発プロセスに
組み込むか、ということだと思います。
(誰が、どうやって、どのタイミングで見直すのか?)