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Date:  Thu, 9 Jan 2003 09:12:13 +0900
From:  HAMAI Kyoichi <k-hamai@....com>
Subject:  [XP-jp:04013] Re: 書籍紹介「エクストリーム・プログラミング懐疑編」
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <iss.1c9e.3e1cbe5b.c3011.1@....com>
In-Reply-To:  <7DACED7E-22FF-11D7-814B-000393745C9C@....jp>
References:  <7DACED7E-22FF-11D7-814B-000393745C9C@....jp>
X-Mail-Count: 04013

濱井です。
2003/01/09 00:51:15 +1300にMasaaki Murakamiさんが送られた
メールに関する返信です。

>> # もっと毒のある内容を期待してたけど、かなり控えめ。舌先が痺れるくらい。
>
>米国の Amazon でも同様の意見を述べておられる読者の方がおられましたね。

たしかに、『ソフトウェア職人気質』に比べると正直言って物足りない感じ
です。それほど『ソフトウェア職人気質』が強烈だったとも言えますが。


>まぁ「ソフトウェア職人気質」で俎上に上がったソフトウェア工学よりも XP の
>考え方の方が,世の中の主流となっている「一般的な開発プロジェクト」に適用
>しやすい位置にある(まだマシ)ということなのでしょう。
>つまり,プラクティスすべてを実行できるようなプロジェクトは現実的にほとんど
>存在しないものの,プラクティス間の相互作用をしっかりと理解しておけば,
>プロジェクトにあった独自の方法論に展開できるという点で XP(いや,アジャイル
>という方が正しいか?)の方に望みがあるのではないかということなんだと
>思います。

幸か不幸か、XPがソフトウェア工学ほど普及しておらず、ソフトウェア工学
ほど大きな影響をもたらしていないという点もあるように思います。