平沢です。
こんにちは
firo@....jp さんは書きました:
>ObjectDay2000での平澤さんのセミナーの内容も、若干
>Fowler流にも思えたのですが、いかがでしょう?
誰からもリプライがなさそうなので、
とりあえず自分で書いておきます。
私が喋ったセッションでは、去年実際にやった開発案件の事例紹介をしました。
開発プロセスとしては、RUP(Rational Unified Process)に
準拠したのですが、準拠したのはフェーズ分割や基本的な考え方だけで、
個々の成果物やアクティビティ、ワーカーなどについては
必ずしもRUPに書かれているとおりには実践しなかった、という内容です。
(実際の開発プロジェクトでは、500ページもある英文のHTMLを読む前に
やることがたくさんありますから。)
つまり、全体のフェーズ分けは、RUPでいうところの
方向づけ/推敲/構築/移行
というフェーズに合わせました。
また、アーキテクチャ中心、ユースケース駆動、リスク駆動といったあたりも
RUPに書かれている考え方に沿って進めました。
このあたりのフェーズ分割に関するRUPの考え方は、
現実によく合っている(or合わせることができる)と思いましたが、
XPのPlanning Gameと比較すると、どうなんでしょう?
個人的には、ある程度の規模のプロジェクトの場合、
・マクロプロセスはRUPで
・ミクロプロセスは、状況に合わせて形式的〜非形式的(=XP的)の間の具合のいいところで
進めるのがいいのではないかと思いますが、いかがでしょう?
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Akira Hirasawa (hirasawa@....jp)
Object Technology Center, OGIS-RI Co., Ltd.
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