馬場です。
YAMADA Masaki wrote:
> セミラティスをスパゲッティ状と言って、スパゲッティ・プログラムみたいな
> ぐちゃぐちゃ状態を思うと勘違いするかもしれませんね。
> 複雑系の言葉で言い直すと、渾沌と固定的な秩序の間の「カオスの縁」、
> 物事が創発する部分と言う気持ちでしょうか。
自分で振っておいた話題なのにアレですが、自分でもこの辺は良くわかっていま
せん。スパゲッティ・プログラムも複雑(セミ=ラティス)ですが、複雑系では
ない、ということでしょうか。自己組織化なんてできそうにありませんから。
> 磯崎新はプランニングには三つの段階があるのだといっています。
> クローズド・プランニング - 最初からすべてを計画してしまう
> オープン・プランニング - 拡張可能なように将来を見越して計画する
> プロセス・プランニング - 対象ではなくて発展するプロセス自身を計画する
>
> クローズド・プランニング <-> ウォーターフォール
> オープン・プランニング<-> パターンやフレームワークの多用
> プロセス・プランニング <-> アジャイル・プロセス
> みたいな感じかなぁ。
>
> この論文は「空間へ」に入っていますが、確か1960年代(前半?)のものです。
こういう、形態と機能などに関する議論は、実は60年代に建築を含めたアートで
結構やっているんですよね。「Form Follows Function」なんて、統合環境でGUI
アプリケーション作っているときによく実感します。
--
馬場美彦
システム開発・計測担当マネージャー
KMOC
大同情報技術(株)
T 03 3316 8321