渡上@関西支部です。
--- 2002/12/17 01:31:02 あまのさん Wrote. ---------------
>あまぴょんと申します。
>
>どこぞの国のどこぞの大学なんかも実はテストファーストかも。
># ちょっと?意味が違うけど・・・
>
>個人的にテストファーストの肝は、
>作ったものが要求通りかをどうやったら確認できるかを考える
>だと思っています。
>
医療分野の「EBM」も上記の観点で該当すると思います。
http://www.nagumo.or.jp/cancer/ebm/index.html
|これは信頼度の高い順に次のように5段階に分類されます。
|
|信頼度1最も信頼される大規模な臨床試験結果
|信頼度2小規模な臨床試験結果
|信頼度3他の医学研究・報告
|信頼度4いわゆる権威者や団体の意見
|信頼度5単なる専門家の個人的意見
治療着手前に患者の病状見極め=要求仕様確認を目的とした
テストファースト、だと思うのです。
信頼度2がいわゆる単体テスト、信頼度1が常時結合テスト、
とすれば、テスト以前にプログラムの作者や仕様書の記述者、
はたまた管理者の方等が主張される言葉(自信?)がまかり通る
ような現場は、信頼度が低い事を立証している...とか。(^^♪
以前、確かこのMLで何方かが投稿されていたと思うのですが、
藤野氏の「無知の欠落」めいたお話にも関連してくるので、
"The Five order of Ignorance"も見据える必要があるかも
知れませんけど...元ネタのソクラテスの無知の知とか...
これも思考プロセスのテストファーストと言えるかも。
http://www.itc.co.jp/kobo/siru_fo.html
http://www.corvusintl.com/CACM_Oct_2000.htm
http://www.let.osaka-u.ac.jp/~irie/mori/great/socrates.htm
観念論に突入しそうなので、このへんで止め。
では。
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