渋川です。
> この説明は、鋳型(テスト・ケース)を先に作って、そこに溶かした金属
> を流し込んで冷えたら完成(テストが全部パス)みたいなイメージに感じま
> した。
最初に型を作る前に、完成品の模型を作っているはずなので現実的には違う気が
します。実際の流れは
モック→金型→製品
こんな感じだと思います。最近はCGでモデリングしたらいきなり金型を出すよう
な機械もあるらしいです。強度の検証や、製造工程の検証(組立順序とか)もCG
モデルでやっちゃうみたいです。
僕が思っているイメージは、絵画を描くときのデッサンです。詳細を描く前に、
大体の構図(オブジェクトの枠)を決定しますよね。デッサンをすれば構図が大
きく狂うことはなくなります。いきなりディティール(製品コード?)を描き込
むと失敗しやすいという点も似ていると思います。
# 日本画、特に写楽みたいな絵を描くのには向いていませんが・・・
カラオケの採点システムもその場で検証して、狂ったかどうかがすぐ分かるとい
う点が似ている気がします。テストコード(理想的な音程)の実装は、曲をイン
プットする前に終わっているので、あとは製品コード(実際に歌う)を入れるだ
けです。ちなみに僕は邦楽では岡本真夜が好きです。
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東京工業大学 電気電子工学科
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