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Date:  Tue, 29 Oct 2002 15:19:19 +0900
From:  HAMAI Kyoichi <k-hamai@....com>
Subject:  [XP-jp:03880] Re: XPの知名度と、大手開発会社での採用について
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <iss.21be.3dbe2883.cfd30.1@....com>
In-Reply-To:  <3DBE1957.94FA3FE2@....jp>
References:  <3DBE1957.94FA3FE2@....jp>
X-Mail-Count: 03880

濱井です。
2002/10/29 14:15:03 +0900にyoshimot@....jpさんが送られた
メールに関する返信です。

>>  テスト結果などは、ステップ数あたりのテスト項目数と、バグ
>> 出現数が決まっていて、それを超えていないとテストが不足、という
>> ことになるのだそうです。
>
>よくありますね。この方式。
>「バグ負債方式」っていいましたっけ。
>私も前の会社(大手)ではこの方式で開発作業をしていました。
>ウォーターフォールの各工程にバグを割り振り、規定バグ数の80%を
>超えないと次の工程に進めない…とかいう方式でした。
>「管理者が進捗を管理しやすい」というメリットはあるんですが、
>開発側としては??な点が多いと感じています。
>
>o 基準にステップ数を使っている(!)
>o 過去に蓄積したノウハウで、ステップ数とバグ数の係数が決まっているが
>  その係数が果たして現実的に正しいのか疑問。

逆の主張を読んだ覚えがあります。
「検出されたバグが多いほど残存しているバグも多い」というものです。
バグは特定のモジュールに偏在するので、バグが多いモジュールを作り直し
たり、そのモジュールに対するテストを強化することで全体の信頼性を
効率的に向上させることができるということです。

個人のスキルの大きな違いなどを考えるとこちらの方が納得できます。