Date: Tue, 15 Oct 2002 15:06:47 +0900
From: HAMAI Kyoichi <k-hamai@....com>
Subject: [XP-jp:03822] Re: 無意味なソフトウェア開発生産性の計測
To: extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id: <iss.2f48.3dabb091.29c12.1@....com>
In-Reply-To: <iss.5a76.3dab9244.15e14.1@....com>
References: <iss.5a76.3dab9244.15e14.1@....com>
X-Mail-Count: 03822
濱井です。
2002/10/15 12:57:54 +0900に私が送ったメールの補足です。
>>> CMMなどの最大の問題は、ソフトウェアの開発だけを取り出して議論している
>>> ことにあります。
>>
>>ソフトウェア開発だけを取り上げて、全体の生産性を図るのは片手落ちだと
>>思います。ですが、開発の生産性計測がまったくの無駄、というのは乱暴す
>>ぎる気がします。
>
>財布が右のポケットに入っていようが、左のポケットに入っていようが所持金
>が変わるわけではありません。開発の生産性だけを取り出して議論するのは、
>右のポケットか左のポケットか議論するようなものです。所持金には影響を
>与えません。
間違ったルール、不適切となったルールを変えないと大幅な効率向上は
のぞめないというのが、「チェンジ・ザ・ルール!」での主張です。
ソフトウェア工学が、ソフトウェア開発における「方針制約」となっている
ということになります。