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Date:  Tue, 8 Oct 2002 22:36:26 +0900
From:  masaki@....jp
Subject:  [XP-jp:03802] Re: 皆様に質問
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <F1A43021-DAC2-11D6-AE9F-003065BDB982@....jp>
In-Reply-To:  <001b01c26eca$ecc13790$55c5d53d@....nu>
X-Mail-Count: 03802

山田@メタボリックスです。

On 2002.10.8, at 22:01 Asia/Tokyo, Katsuya Higuchi wrote:
> 回りくどいけど、結局のところ、
> 「やりたいこと全部に手をつける。で、虻蜂取らずになる。」
> のが典型的なアンチパターンで、
> 「重要な所から手をつけて、重要でないところは余力のあるところまでで抑える。」
> のが理想的
> とまぁそんだけの事です。

1/3はきっとその通りですね。
(後の1/3はまずテストとか、いつでも統合とか一歩ずつ石橋叩いて渡るところ...)
(後の1/3はコミュニケーションか...)

> で、ではその重要さの判定を誰がどうするかなんですが…はて…
> と、今日もまったく重要とは思えない仕事をしながら思うのでした。

この判定を天下りに最初からできる人はいない、というのが
XPというか、アジャイルというか、スパイラルの前提ですね。
少し作って動かしてみて何が重要かを判断し続ける以外に道はないと...。

XPではこれをすべてオンサイト・カスタマに押しつけているわけですけど、
もしかしたらこれでは足りないかもしれない。
他のアジャイル・プロセスではJADとかもっと多くの利害関係者を
巻き込む道、もっと強いフィードバックを模索していると思います。
Kent Beckもオンサイト・カスタマでは足りないかも、と思っているんじゃないかな。
http://www.tech-arts.co.jp/xp/OneTeamJ.pdf

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