栗山と申します。
制約理論(TOC)、クリティカル・チェーンのお話が少し出てきて
いるので・・・
今度新しくゴールドラットの本の3冊目「Critical Chain」の訳本
である「チェンジ・ザ・ルール」が10月11日に発売されるようです。
「チェンジ・ザ・ルール!」
エリヤフ・ゴールドラット, 三本木 亮 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478420440/
On Thu, 19 Sep 2002 09:14:24 +0900
In [XP-jp:03739] Re: XP&アジャイル開発プロセスセミナーに参加しました。
HAMAI Kyoichi <k-hamai@....com> wrote:
| 濱井です。
| 2002/09/12 09:33:56 +0900にard <ard@....jp>さんが送られた
| メールに関する返信です。
|
| >> XPの場合、短いイテレーションにより、「チェーン」が実質的にできない
| >> ようにして、スケジュールの狂いの影響を最小化しようとしている。
| >> と私は認識しています。
| >> XPは、個々の作業があまり正確に見積もれなくても大きく破綻しない
| >> ようにしていると思います。
| >
| >XPの場合、イテレーション毎に計画調整していき、その内、速度も
| >正確になっていくから大丈夫、といったイメージなのでしょうか・・・
|
| そういう意味ではなくて、「クリティカル・チェーン」もウォーターフォール
| 型の一種ですから、見積りを大きく超過した場合、開発を継続するか中断する
| かといった判断が難しいということです。開発を中断した場合、それまでの
| 費用が無になりかねません。開発を継続するには増大する費用に見合う
| メリットがなければなりません。
私は「クリティカル・チェーン」のプロジェクト管理方法をウォー
ターフォール型の一種と見るよりも、プロジェクトの管理方法とし
てみていました。
なので、ウォーターフォールではなくてもXPなどにもうまく適用で
きるのではないかなぁって思いました。(どうやっていいのかはわ
からないですけど)
ただ、クリティカル・チェーンの前にクリティカル・パスをどのよ
うに設定するかが肝になるのかなぁと漠然に思っています。
| XPの場合、イテレーション毎に開発は完結していますから、開発の中断は容易
| です。中断が容易なので継続の判断も難しくありません。費用に見合う
| メリットがありそうな間、開発を続ければいいのです。
--
KURIYAMA , Shigeyuki