皆様、お疲れ様です。
山口さん、こんにちは。
> 先日のXPセミナーは最高でしたね。
そうですねっ。
でも、私的にセミナー自身は「参考になった」程度で終わって
しまいました。
しまいましたが、懇親会は面白かったです。 :)
# だって、あのセミナーって「開発者」、それに「マネージャ」が
# 対象なんだもの
あの時(セミナー中に)思ったのは、
「人に難しいこと(自分の考え等)を伝えるためには、ところ
どころに’パフォーマンス’が必要なんだなぁ〜」
でした。
ちょっとあせったのは、コーバーン氏(コバーン氏?)による件で、
「(開発者が)一つの質問をしにフロアをうろうろする度、1分間に
$50,000の損失が・・・」
ってなところに一人うなずいて笑っていたことでした。
# あたしゃ’ベロック大臣’かっつーの
して、以下の件。
> ・組織のプロセス成熟度(CMMレベル)が高くないと
> XPは成功・定着しないと聞いたが、これに対する意見。
XPでは”小さなイテレーションを繰り返す”ことを基本としている
ので、それほど(作業プロセスが)成熟していなくとも問題無し
かと存じます。
それどころか、返って、”XP → CMM(やISO等)”と云った図式に
なりそうな勢いなのでは、と。
# 繰り返しているうちに「パブロフの・・・」になったり(茶々)
> ・組み込み機器向のソフトウェアでの
> XP適用の注意すべき点。
こちらは・・・先ほどの私信メールと違う内容を書かせて頂きますね。
# こちらは自分の意見です
およそ’組込み系’な現場には『コーディング規約』なんて存在
しないでしょう。
※「サンプルが規約に成る」といった具合
その他諸々の制限も含め、多くの”課題”が在るかと存じます。
よって、”一度にすべて適用する”という様な無謀は避け、一つ
一つのプラクティスから適用できそうなものを少しずつ適用して
いくことが大切かと存じます。
# まぁ、これは何にでも云える事ですが
とりあえず、’アセンブラな先輩’と組まない限りは
『ペアプログラミングによる技術レベル向上』
は難しいでしょうねぇ〜。
たとえば...
--------------------------------------------------
for(int i = 0; i < VALUE_MAX; i++) {
}
とか
while(true) {
}
--------------------------------------------------
とは書かずに
--------------------------------------------------
for(int i = (VALUE_MAX - 1); i >= 0 ; i--) {
}
とか
for(;;) {
}
--------------------------------------------------
と書く理由を(解りやすく)説明できる人ですね。
では。
2002年9月18日
ジャービル企画 三木