山根です。
メインのプロバイダの調子が悪いようなので、
別のメアドから投稿します。
スレッド切っちゃって申し訳ありません。
石井さん、こんばんは。
8割方茶々入れです。
石井 勝 <ishii036@....jp> wrote:
> 奥村さん,こんにちは.石井です.
>
> > ケントベックも「全てのメソッドにテストを書く必要は無い」といっていますし。
> > (XPエクストリームプログラミング入門P60)
> >
> > 失敗する可能性のあることを全てテストしろ、とも言っていますが。
> > アクセサなどの単純な所をチェックするのにかける労力で
> > 作っていて不安になるところのテストをするほうがいいのではないでしょうか。
>
> うーん,そうですか.もしカバレッジを導入したXPプロジェクトで失敗談があ
> れば非常に参考になりますので,お願いできませんか?
その答え自体は、奥村さんは持っていないと思いますよ。
当然、オブジェクションを持ちかけた僕も持っていません。
僕と奥村さんの考えは微妙に違うので、想像の域はでませんが、
ガバレッジを全否定しているわけではないですよ。
僕は、
「カバレッジを上げるほど我々は(顧客も)裕福ではない。
カバレッジを上げるよりも効率的な方法はないのか?
(あるはずだ)」と言う
視点でお話をしていて、
奥村さんは、
「ガバレッジが全てではない。テストファーストで通らないパスは、
お客要件からは影響がない(だから消してもいい)。
それに、カバレッジを上げると言う作業自体は面白くない」
と言う視点でお話しているのだと思います。
#僕も面白くないと思います。f(^_^;
だから、「カバレッジを行って失敗したプロジェクトを教えて」と
言われても多分、困ってしまうのではないかと、
勝手に想像する次第です。
全然、話変わるかもしれませんが、
僕の今のマイブームは、「如何にテストを書かないか」です。
#当然、書くべき箇所は書いてます。
テストコードは「表明のコード」であって、
テストを書かないのは、「自明の実コード」とか
勝手に考えてたりします。f(^_^;
前提として、シンプルデザインは必須ですが、
シンプルゆえに単体テストをしなくても、受入れ試験で、
(ほぼ)全てのコードがパスするであろうと言う前提を、
如何に事実に変えるかに自分の知識を傾けたりしています。
結果的に、高いカバレッジを満たせることになるとは、
思いますが、僕にとってそれは副産物でしかありません。
それによって、得られる生産性と、可読性の高さ、
および品質が目的と言えます。
山根 英次(Eiji Yamane)
mailto:e-yamane@....com
http://www.ne.jp/asahi/e/yamane/software/