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Date:  Wed, 31 Jul 2002 23:10:45 +0900
From:  "U Okumura" <okumura@....jp>
Subject:  [XP-jp:03627] Re: ソフトウェア品質指標についての考察
To:  <extremeprogramming-jp@....jp>
Message-Id:  <004f01c2389c$12602660$0d00a8c0@okumuradt>
References:  <OF3EADEA98.E87331FB-ON49256C05.001268FE@....jp> <200207300052.JAA03098@....jp> <20020731004246.2537.E-YAMANE@....jp>
X-Mail-Count: 03627

奥村と申します。
わき道にばっかり反応しています。

> 「遵守」すべきは、テストファーストであって、その「結果」である、
> 「カバレッジ」は個人的には目くじら立てなくても、
> 「おぉ、やっぱテストファーストはえぇわぁ!」
> と実感する程度の認識でいたほうが気楽でええんじゃないかなぁと・・・

私はこちらに賛成です。
がちがちになるのはいやだよぅ。

ケントベックも「全てのメソッドにテストを書く必要は無い」といっていますし。
(XPエクストリームプログラミング入門P60)

失敗する可能性のあることを全てテストしろ、とも言っていますが。
アクセサなどの単純な所をチェックするのにかける労力で
作っていて不安になるところのテストをするほうがいいのではないでしょうか。

においに敏感にならないといけませんが、自分の鼻を信じたいです。

ページは覚えていませんが、確か検証編のどこかには
「100%を目指してテスト作成に挫折するよりも、50%のカバレッジでもテストするほ
うがいい」
というようなことも書いていましたし。

システムが完全かどうかは受入テストで確かめるべきかも知れません。
ソースカバレッジではなくシナリオ(仕様)カバレッジで100%を取れば、
不完全なコードが仮にあったとしてもその不完全さはシステムに影響していないわけ
ですから。

もっとも不完全でシステムに影響しないなら実行されないはずですから、
消すべきなのでしょうが。

# ちょっと理論武装してみました。
# でも本音は12行目が全てかも…。

奥村でした。