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Date:  26 Jul 2002 09:32:47 +0900
From:  y-kamite@....jp
Subject:  [XP-jp:03609] Re: ソフトウェア品質指標についての考察
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <20020726091134.D925.Y-KAMITE@....jp>
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こんにちは、上手です。
古い本ばかりあげてしまいましたので、新しい本を紹介します。

基本から学ぶソフトウェアテスト 日経BP テスト技術者交流会訳
という良い本があります。(昨年11月発売)

このP43に「パステスト」という項目があります。

if ( A < B and C == 5 )
  then do something
set D = 5

テストケースとして
1 A < B and C == 5
2  A < B and C != 5
3  A >= B and C == 5
4  A >= B and C != 5

1をテストすると3行とも実行するので命令分岐を満足。
 ・バイザーは、「テストでこれをやらないのは犯罪」といっています。
分岐網羅では1と他の3つのうちの一つを使う。
 ・これを完全網羅ともいいます。バイザーは「完全網羅で検出できるバグは良
くて半分」と推測しています。
条件網羅は4つを全てテストします。(現実のソースでは無理)

P204あたりにも、カバレッジモニタとかプローブ(探針)の話があります。

この本は大変良い本で、付録の「よくあるソフトウェア不具合」という400以上の
バグの説明を新人に読ませるだけでも、ものすごい教育的な価値があると思いま
す。オススメです。

(では)