こんにちは、上手です。
古い本ばかりあげてしまいましたので、新しい本を紹介します。
基本から学ぶソフトウェアテスト 日経BP テスト技術者交流会訳
という良い本があります。(昨年11月発売)
このP43に「パステスト」という項目があります。
if ( A < B and C == 5 )
then do something
set D = 5
テストケースとして
1 A < B and C == 5
2 A < B and C != 5
3 A >= B and C == 5
4 A >= B and C != 5
1をテストすると3行とも実行するので命令分岐を満足。
・バイザーは、「テストでこれをやらないのは犯罪」といっています。
分岐網羅では1と他の3つのうちの一つを使う。
・これを完全網羅ともいいます。バイザーは「完全網羅で検出できるバグは良
くて半分」と推測しています。
条件網羅は4つを全てテストします。(現実のソースでは無理)
P204あたりにも、カバレッジモニタとかプローブ(探針)の話があります。
この本は大変良い本で、付録の「よくあるソフトウェア不具合」という400以上の
バグの説明を新人に読ませるだけでも、ものすごい教育的な価値があると思いま
す。オススメです。
(では)