本間です。
> >「開発の目的」とはなにか?が重要になると思います。
> >CMMでもXPでも、最終的には「お客様が提示した要求への回答
> >(ソリューション)を提供する」ことが目的だと思いますが、いかが
> >でしょうか?当然、同時に自社も儲けるのが前提になりますが。
>
> 目的は「提供」であって「開発」ではない。このことは、「開発」の効率
> 向上が必ずしも「提供」という目的の達成に貢献しないことを示しています。
> それどころか、「開発」の効率向上は「提供」という目的の達成の障害
> となるおそれすらあります。
その通りだと思います。
> 細かいことを二つほど言うと。
> 「最終的」ということは、中間的な目的とかもあるのでしょうか。
「最終的」=「突き詰めれば」程度のつもりでした。
おっしゃるように、中間目標はあっても、中間目的なんてものは
ないですね。
> 「お客様が提示した要求への回答(ソリューション)を提供する」
> には、「満足」と「価格」の二つの条件が抜けています。
> これらを無視できるなら目的の達成は誰でもできることでしょう。
顧客満足、価格、納期などは、すべて提供する「回答」に含まれる
ものだと思ってます。これらを無視するつもりはありません。
# というより、無視できないでしょう。実際。
> >CMMの場合、経営側の責任(契約や要件定義、品質管理など)に重
> >点を置いているため、XPよりも経営側の視点に近い気がします。
> >そういった意味では、CMMの方が戦略的かもしれません。
>
> トップが下す判断が常に戦略的とは限りません。旧日本軍など典型的な例
> でしょう。戦略的に考えることは難しく、特に日本人は苦手のようです。
> 戦略的ではなく、戦術的に考えているケースは多いです。
そこが問題ですよね。
XPを導入すれば、この辺も改善されていくのでしょうか?
それとも、また別の考えが必要なんでしょうか?
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Toshihiko Honma <t-honma@....jp>