渋川@東工大です。
電車の中吊り広告が気になったので初めて東洋経済を購入しました。特集は
「あなたを襲う!みずほ症候群
コンピュータシステムダウンの恐怖」
です。いろいろ面白いことも書いてありますが、そことなく強調されているのは
「ビジネス主導で開発を進めていくこと」です。もうちょっと踏み込んでAgile
開発プロセスの紹介とか入れてくれれば良かったのに・・・
そのほかで気になったセンテンスを列挙します。
○多重化プロセスが共倒れを起こす「コモンモード・フェイラー」は
どんなシステムにも起こりうる
○悪意のない外部環境の変化によってもシステムはあっけなく停止に追い込まれ
る
○はじめにビジネスありき
○ITでどんな効果を出すかというユーザサイドの発想を心がけた
○外部からいろいろ言われて困ったが、(ビジネス側の)トップの仕事はそれを
はねのけることだけだと言ってもいい。
○請負契約の代わりに結んだ共同開発の契約は一つの成果と思っている。
○プログラマーを「人月」でコスト計算をする慣習から脱せない
○丸投げに近い外注管理が主体では必要な人材やチームが育たない
○もっともコストをかけるのは、実際にシステムが動くか確認する最後のテスト
○導入後にトラブルが生じるとすれば、それはきちんとテストを行っていないか
らだ
最後に付いているチェックポイントもなかなか面白いです。
XPに繋がるような流れにはなっているので、XPというキーワードが入っていない
のが本当に悔やまれます。
# どなたか読者の手紙(800字)でXPのアピールしてみません? < 現場の方
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東京工業大学 電気電子工学科
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