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Date:  Fri, 17 May 2002 11:20:46 +0900
From:  Hidehiko AKASAKA <akasaka@....jp>
Subject:  [XP-jp:03467] Re: FYI: [NOS] 仕様変更に打ち勝つ
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <20020517111548.6EBE.AKASAKA@....jp>
In-Reply-To:  <003501c1fd45$9d09a3f0$4450f785@morooka2>
References:  <20020517094702.6EB6.AKASAKA@....jp> <003501c1fd45$9d09a3f0$4450f785@morooka2>
X-Mail-Count: 03467

こんにちは、赤坂です。

On Fri, 17 May 2002 10:53:16 +0900
"Nobuki MoroOka" <morooka@....jp> wrote:

> こんにちは。
> モロオカといいます。
> 
> ちっと分からなかったので、質問です。
> 
> |
> | ウォーターフォールであっても
> | きちんと要求仕様がまとめられていれば、開発中であっても顧客の変更の要求は
> | 受け付けられると思います。
> | もちろん、その時点で変更のリスク(開発工数、スケジュール等へのインパクト)
> | をきちんと検討することで、変更を"認める"または"認めない"判断が出来るはず
> | です。
> | おそらく、変更管理ができていないので、変更による影響が分からないのではな
> | いかと思います。
> 
> この「変更管理」と繰り返し型の違いってなんでしょうか?

変更管理は、かなりはしょっていうと
1) ユーザー(または開発者)が変更を依頼する
2) 開発者は変更による影響を見積もる
3) 変更数かどうか決定する
こんな感じでしょうか?
つまり変更の影響度を管理、コントロールするってことです。

繰り返し型は要求・分析〜実装、テストを繰り返すことをいってます。
つまり、2つは全然関係ありませんが、

繰り返し型の場合は、この要求・分析〜実装、テスト(これをイテレーションと
呼びます)単位に、反省し、要求の変更はありませんか?と確認することができ
るということです。
もちろん、繰り返し型開発でもXPに代表されるように、イテレーション注でも
必要があれば"勇気"をもって対応する(変更する)ものもたくさんあります。

もちろん、変更(の影響度)が(きちんと)管理できなければ、
どっちでやってもうまく行くはずがありません。

> 私は繰り返し型は、この「変更管理」を何度も行うことだと
> 理解していたので。
> #もしかして*何度も繰り返す*ことが違いなんでしょうか…

外れてはいないと思いますが…

--
Hidehiko AKASAKA <akasaka@....jp>
Object Technology Center, OGIS-RI Co.,Ltd
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