濱井さん、こんにちは。
赤坂です。
# またしても場違いな投稿してしまい反省しておりましたが、
# 返信いただいて、少し嬉しくなってしまいました(^^;;
HAMAI Kyoichi <k-hamai@....com> wrote:
> ふと思ったんですが。
> 顧客は自分たちの要求をかなえて欲しくて金を払うわけですから、顧客の要求
> を拒否する仕様凍結が当然だというような考え方は何か根本的に間違っている
> と思います。
意外な意見だったので少し考えてしまいました(^^;;
改めて読み直してみたのですが、確かにある部分では要求を拒否するところも
あるのかも知れませんね(引き算、あるいは中抜きと書かれたところ)。
この記事は最近のソフトウェア開発の特徴として、短納期、(新しい試みなどに
よって)仕様が決まらない、外的要因により開発中であっても仕様の変更が要求
されるといったことがあり、これらの条件を満たしながらプロジェクトを成功に
導くために、
・仕様検討の時間を"(必要以上に)無駄に"かけない
・開発中の変更を許容する開発手法を採用する
という方法(2つ側面)を紹介したものだと思います。
紹介した当初、濱井さんが指摘された点についてはあまり意識していなかったの
ですが、「仕事の流れを変えたがらないユーザーに対して、いかに中抜きできる
かを考える」(記事p.97)については、ユーザー要求に対するソリューション(作
業を効率化した結果)として"中抜き"を行うものだと読んでいました。
読み直してみると、どうやら短期開発を前提に、例えば使用頻度の低さからシス
テム化しなくても済むところは対象から外す(拒否する)とも読めてしまいますね。
# もちろん、優先度を下げて後続のイテレーションでの開発に"後回し"すると
# 読むことも出来ると思いますが…。
> もちろん、できること、できないことがありますから顧客の要求をすべて
> 受け入れられるとは限りませんが……。
そうですね。
不可能なことを可能には出来ないですからね。
# 将来には出来るようになっているかもしれませんが…
また、システム化が可能であっても、他の要因(期間、コストなど)によっても
結局はシステム化しないほうが顧客のためになることもありそうですしね。
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赤坂 英彦 (Hidehiko AKASAKA)
akasaka@....jp