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Date:  Tue, 23 Apr 2002 11:37:33 +0900
From:  Hidehiko AKASAKA <akasaka@....jp>
Subject:  [XP-jp:03401] Re: ソフトウェア職人気質
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <20020423113715.4F8E.AKASAKA@....jp>
In-Reply-To:  <200204230103.KAA21662@....jp>
References:  <200204221112.AA01916@....jp> <200204230103.KAA21662@....jp>
X-Mail-Count: 03401

こんにちは、赤坂です。

On Tue, 23 Apr 2002 10:03:50 +0900
HAMAI Kyoichi <k-hamai@....com> wrote:

> 濱井です。

> >StakeHolderへ利益を確保するという目標は、固定的と考えています。

> 「StakeHolderへ利益を確保する」のがプロジェクトの目標であるならば、
> どんなプロジェクトでも目標は同じであり、プロジェクトの目標など
> 議論する意味もないことになりそうですが、それでいいのでしょうか?

なるほど、そうなってしまいますね。
下記の濱井さんの言葉を借りれば、
StakeHolderへ利益を確保するという"目的"は固定的なんでしょうね。

> 「StakeHolderへ利益を確保する」のは、目的であって、目標とは若干
> 違うと思います。目的と目標の違いを端的に表す言葉として、「目的はパリ、
> 目標はフランス軍」という科白を読んだことがあります。

そうですね。目的と目標は良く似た言葉ですが、ちょっと違うんですよね。
私自身も目的(purpose)と目標(goal)については、
いつも混乱して履き違えてしまうことばかりなのですが・・・(^^;;

利害関係者の利益の話とはちょっとずれますが
CMM(TR25-J99)では、(ここでは要件管理を引用します)まず始めに目的として
| 『要件管理』の目的は、顧客とソフトウェアプロジェクトの間で、そのプロジェ
| クトが取り上げる顧客要件に関しての共通理解を確立することである。
があり、その目的を達成するための目標(達成確認のための指標でもある?)とし
て、いくつかのゴールが示されています。
| ゴール1 ソフトウェアのエンジニアリングと管理に使用するベースラインを確
| 立するため、「ソフトウェアに割り当てられたシステム要件」が制御されている。
|  ゴール2 ソフトウェアの計画、成果物、および活動が、「ソフトウェアに割り
| 当てられたシステム要件」と首尾一貫した状態に保たれている。
# どちらのゴールも、文末を「・・こと」とすれば、確認用になりますよね。

# すみません。
# ちょっとツボに入ってしまったので、のこのこ出てきてしまいました。

ではでは。

もう少しで『職人気質』が読み終わりそう(^o^)/~  ・・・まだ読んでました。

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Hidehiko AKASAKA <akasaka@....jp>
Object Technology Center, OGIS-RI Co.,Ltd.
...There's something about Ruby!