vetteです。
つまみ食いコメントを・・・
Ryuji Hattori<hattori@....jp> さんの
"[XP-jp:03283] Re: パターンランゲージについてのおしゃべり" (at 2002/03/04 17:05:58)について
> どうも、はっとり@HZです。
> 始めまして。
>
> #忙しいときに限って、書きたくなる。・・・・・・
(略)
> 本当は、PA と組織のソフトウェアプロセスの改善を促進する活動
> (SPEG と言うそうです。)を政府として支援して、産業政策とし
> て調達先のレベルを上昇させ、実際の調達においては監査の道具
> として、SA(ソフトウェア能力査定)を使って品質保証に使うと
> 言うのが本来の使い方なのでしょう。
>
> アメリカでは、ソフトウェアプロセスの改善を促進する活動
> (SPEG)について、コンサルタント人材育成の面で取り組ん
> でいるようですが、日本ではまだまだのようですね。
SEPGは、CMMのドキュメントにもありますが
「ソフトウェアエンジニアリングプロセスグループ」(長ったらしい)
で、普通は組織の中で、自発的な活動として動くものですよね。
(SEPGメンバの資格とかはありませんが)
改善推進グループとか大手メーカ系とかならあるかと思いますが、
そういう組織は小さな会社では立てにくいのでなおさら
CMMが「重く」感じるんでしょうね。
よそのMLの議論でもありましたが、育成したいのなら
政府はそういう余計なちょっかいを出すな、
って感じですね。
> 最初に合木さんが話題に出していた、インドの CMM レベル5の会社
> は組織としてはしっかりしていたけど、開発技法のレベルが低かった
> (まだまだ改善の余地大いにあり)のでしょう。しかし自分たちの技
> 術力のレベルとリスクを考えて、出来ない仕事ははっきり断ると言う
> のはある意味、組織として成熟していると思います。
出来ないことを出来ませんというのはえらい(手堅い)けど、
「こういう日程であれば出来ます」という選択肢を提案できなかったのは
寂しいですね。手堅すぎたのかも。
まあ、出来ないっていってもらえばよそを探せるから
ありがたいですけど。
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MORIOKA Toru 森岡"vette"徹
E-mail:vette@....jp