Index: [Article Count Order] [Thread]

Date:  Tue, 26 Feb 2002 10:17:58 +0900
From:  "Takashi IWASAKI" <tiwasaki@....jp>
Subject:  [XP-jp:03253] Re: ペアプログラミング実践の検討案
To:  <extremeprogramming-jp@....jp>
Message-Id:  <002001c1be63$6d7f8d00$c2013c0a@HAI01507>
References:  <007b01c1bb93$25ea1910$c2013c0a@HAI01507> <20020225150752.C72E.UME@....com>
X-Mail-Count: 03253

おはようございます。
岩崎です。

梅澤さん、ご丁寧なお返事をいただきまして
誠に有難うございます。
お礼の返事が遅くなり申し訳ございません…。

当部署にて実践するに当たって、
大変参考になりました。

> いきなり部署の全体で行うと危険な気もするので一部のメンバをまきこんで
> 小さく始められれば良いですね。

そうですね。まだ私も入社して1年目ということもあって、
自分1人の力では当然実現は不可能なので、
周りの協力者を得て、徐々に始めていきたいと考えております。

私のような、まだプログラミング経験が乏しい者にとって
ペア・プログラミングというのは大変魅力的です(笑)

実は、今週末に
当社で「技術論文発表会」が開催され、
「eXtreme Programming ペア・プログラミングの実践を検討」
というテーマで発表します。

今回の発表では
XPが「開発におけるコミュニケーション」を軸に
体系化されたシステム開発手法である、という点に触れていきます。

私の現場での体験から
「開発者同士のコミュニケーション改善」に焦点を当てて、
特に「ペア・プログラミング」の実践を検討していきます。

おそらく、誰もが経験したことであろう

・「2人で考えると、プログラミングが進む。」
・「開発の不安を取り除くことができる。」

といった部分で聞き手の共感を得て、
「ペア・プログラミングって良いね!」「是非やってみたいね!」
と思っていただけるような発表にしていき、
ペア・プログラミングetcのプラクティスの実践に向けての
一歩を踏み出せるように発表の準備をすすめております。

今後、ペア・プログラミングを実践するに当たり

・「どれだけ品質が向上したか?」
また

> > □ 熟練者と非熟練者によるペア
> > [デメリット]
> > 熟練者の開発効率が下がる恐れがある。
> 一時的には間違いなく下がるので、導入に関してはその部分でとられる工数を
> 考慮する必要があると思います。
といったご指摘のように
・「ペア・プログラミングによる開発時間はどれだけかかったか?」
さらに
・「納品後のバグ発生は、どれだけ抑えることができたか?」

等のデータを集める必要があるかと思っております。

このようなデータを算出していくための良い方法など
ありましたら、是非その知恵をいただけたらと思っております。

以上です。
今後とも、宜しくお願い致します。

岩崎