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Date:  Fri, 15 Feb 2002 14:24:49 +0900
From:  Masashi Umezawa <ume@....com>
Subject:  [XP-jp:03223] Re: 委託と XP
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Cc:  ume@....com
Message-Id:  <20020215140305.07D2.UME@....com>
In-Reply-To:  <200202151259.EEH29009.HIBJ@....jp>
References:  <20020215102428.07C9.UME@....com> <200202151259.EEH29009.HIBJ@....jp>
X-Mail-Count: 03223

こんにちは
梅澤です。

On Fri, 15 Feb 2002 12:59:21 +0900
Yasuo Higa <higa@....jp> wrote:

> 24人での開発は、やりました。
> 全体の5〜10%ぐらいで、システムのベース(核)となる部分は、
> 最初に決めて実装し、きちんと動くことを確認した上で、
> 残りをXPの手法を取り入れての開発です。
> 最初に、ベースが固まっているので、サブシステムにまたがる変更は、
> ほとんどありませんでした。
> ---

なるほど、RUPでいうところの方向づけ、推敲までを行い、構築に入るところ
でXPという感じですね。現実的な解という気がします。

ピュアなXPでストーリーを満足することのみを意識して開発を行っていると、
途中で、ビックリファクタリングの波が押し寄せて一時的なカタスロフィに
なります(テストがことごとく通らないとか)。先にアーキテクチャを決めて
おくとこういうことにはなりにくいですね。

ただこの場合気になるのは、アーキテクチャの進化の問題です。
要求を受け入れながら、その時々にあったアーキテクチャを次々に出現させて
いくという感じにはできないですね。トレードオフと思いますけど。

-要求が結構固まっている
-(事前にアーキテクチャを決める)期間がある程度長くとれる

ということが、この方式の適用の条件になるような気がしました。

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