濱井です。
2002/02/09 00:54:08 +0900にsyassy@....comさんが送られた
メールに関する返信です。
>> ベルトコンベア方式には大きな弱点があります。ベルトコンベア方式では、
>> 各工程の時間が均一でなければならないので、最も時間のかかる工程と同じ
>> 時間を他の工程にも割り当てる必要があります。工程数が20で、ある工程が20
>> 秒、他の工程が10秒かかるとすると、ベルトコンベア方式では400秒かかる
>> ことになります。一人屋台生産方式では、各工程に5割増しの時間がかかった
>> としても315秒ですみます。
>> # 類似の弱点を現在のマイクロプロセッサのパイプライン方式も抱えています
>> 。
>
>実際の生産現場でのライン構成では、
>ボトルネックとなる、長い時間がかかる(タクトタイムが長い)工程に対しては、
>以下のような対策が採られています。
>1.同じ工程に対して割り当てる作業者/設備の数を増やす
>->20秒かかる工程を2人/2台でこなせば見かけ上10秒で完了する。
>2.短いタクトタイムの工程に分割して工程を増やす
>->ふたつの部品をはめ合せてねじ締めするなら、はめ合わせと、ねじ締めを別工程に
>分ける。
ある工程の所要時間がとりわけ長いという場合は、ある程度は、そういった
方法で改善できます。
ですが、同じ工程での所要時間のばらつきに対してはそうはいきません。
前の工程から後の工程へ半製品が渡らないと後の工程は作業ができません。
確実に後の工程に渡すためにかかる時間を割り当てる必要があります。
平均の所要時間ではなく、最悪に近い所要時間で割り当てる時間を決めるため、
各工程に割り当てられる時間は、通常かなり余裕がある、すなわち「ムダ」が
あることになります。