濱井です。
2002/01/25 20:04:16 +0900にhoriuchi@....jpさんが送られた
メールに関する返信です。
>> 売り上げが重複するのは、あるものをAがBに売り、それをBがCに売った時の
>> 売り上げの合計を求めるような場合だけですが?
>> なお、利益や付加価値なら、そういう場合でも重複しません。
>
>なぜそういう答えになるのでしょうか。元の話題はソフトウェア
>の開発そのもの重複であるはずです。濱井さんはそれを是正する
>方法として売り上げによる評価を提示しているのですから、それ
>に言及しなければ意味がないでしょう。
ソフトウェア開発に重複がある場合の生産量の話をしていたはずですが?
ソフトウェア開発の重複をほとんど、あるいは全く考慮せずに生産量の合計を
求められるものとして、売り上げや利益、付加価値を挙げたのです。
[XP-jp:03005]の。
>仮に、ソフトウェア自体を計って、生産量Xが得られるとしましょう。ここ
>で、全く同じソフトウェアが複数の組織や個人で別々に開発されたとしたら
>生産量の合計はいくらになりますか?
>組織や個人の数がnの時、nXでしょうか?別々に開発した場合と開発した
>ものをコピーした場合とでは、生産量の合計は違うのでしょうか?
から始まって。
[XP-jp:03012]
>生産量は単純に合計し評価し、重複分は別途(無駄なものとして)
>評価すればよいだけです。ひとつの数値ですべてを表そうとする
>から何もかも「できない」という結論になるのです。
[XP-jp:03049]
>現実的には、ソフトウェア全体の規模がある程度以上になってしまうと重複分
>を調べることなど不可能です。偶然、重複しているものが見つかることがある
>にすぎません。
>プログラム全体がまるごと重複していることはまず無く、クラスやメソッドの
>レベルで重複しているでしょうから、そのレベルで調べなければなりません。
>そのため、チェックすべき組み合わせの数は膨大なものになります。
>
>重複をチェックすべき組み合わせの数は、ソフトウェアの数の自乗に比例
>します。メソッド数が1万なら約5千万通りに、10万なら約50億通りになります。
>その数パーセントぐらいはチェックしないと誤差が大きすぎて推定値であった
>としても意味をなしません。
[XP-jp:03077]
>それでは、売り上げを基準とすればそれより効率よく確実に重複分
>が減少するわけですか?そこまで反対意見に確実性を求めるな
>ら、自説により期待される効果も、具体的に示すべきでしょう。
[XP-jp:03122]
>売り上げが重複するのは、あるものをAがBに売り、それをBがCに売った時の
>売り上げの合計を求めるような場合だけですが?
>なお、利益や付加価値なら、そういう場合でも重複しません。
と話が進んできたのです。
Horiuchiの認識がどうであったかはともかく、私は、一貫してソフトウェア
開発に重複がある場合の生産量の話をしていたつもりです。