vetteです。
"ishvar" <ichijo@....jp> さんの
"[XP-jp:03110] Re: 生産量 (was CMM と XP)" (at 2002/01/24 23:17:03)について
> 一條です。
> 私が言ってもあれなんで、
> デマルコのピープルウェア 新版のP.243の上段に書いておることをお読みくだ
> さい。
>
> また、整理しなおしますが、濱井さんが言っていたのは、
> 「コスト削減を生産性向上というな。」
> これだけであって、コストを計るなとも、
> 見積もるなとも言ってないわけですから、
> 手戻って議論を仕切りなおしてください。
>
> 少なくとも、効率化だけで生産性向上を図るべきではなく、
> 必ず価値を伴って判断すること。
> 価値のほうが優先順位が高いこと。
たとえばどういうことを言われているのでしょうか?
現場の取捨選択については価値判断が必要でしょう。
常識の範囲です。
定量化(わたしは苦手ですが)や開発生産性を
あげることを考えているからといって
「生産性マイナスになる作業は受け入れない」という現場があれば
それはその組織の問題だと思います。
もっともそういうのと頃では幸い仕事で出会ったことがありません。
> この主張を認めるのならば、別に認識の相違はないことになります。
「一條さんの」生産性って何をさしてるのかわかりません。
相違以前に。
> 少なくともソフトウェア開発組織のテーマが
> 開発効率の向上。
> あと10%ソフトウェア開発を効率化しよう。
>
> こういうテーマで部門全体が運営されていない場所にいることが重要です。
> 大丈夫ですか?
なんでこういう極論で反論したがるのでしょう?
(顧客クレームの例も同様)
ほかの事は何でもいいから「生産性の数値をあげることが目的」
だとだれがいっているんでしょうか。
そして、価値が大事でないと言っているのは誰ですか?
わたしは、「生産性を規模ではかるのではなく金額ベースで測るべきべき」
というテーゼに対して、
「各工程生産性は規模ベースで考えないと制御できないでしょう。
全体の見積もり(売値じゃないですよ。原価の見積もり)も
それの積み上げがベースになるでしょう」
といっているのです。
これに対して是とも否ともコメントをいただいていません。
たとえば例の1億の価値のための5000万の案件提示に対して
(私が書いたのは多くのやり方のうちの1つですが)
「価値が一番大事」といわれる一條さんは
どのような見積もりと提案をされるつもりでしょうか。
価値、ではみつもれねーだろざまーミロというのではなく
どういう見積もり根拠になるんだろう、というのが気になります。
著名本に書いてあるとおりとかいわれても、あなたならどうしますか?
とおもってしまいます。
「おれもこうありたい」という目標のつもりでいってるのなら
わからなくないですが・・・。
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MORIOKA Toru 森岡"vette"徹
E-mail:vette@....jp