どうも、さかいです。こんにちは。
> 「ソフトウェアの規模があらわすものは、生産量でなくむしろコストである」
「コスト」=「経費」?
というよりは、「コストとは人件費(==人が費やした労力)である」ですか。
# 「開発機材」「ツール」に対する経費は?(抜き?)
要は同じ機能を持つ『cut & paste で安直につくられた100行のコード』 と
『うんうん1週間ずっとうなり続けてやっとこさ書いた10行のコード』であれば、
ソフトウェアの「規模」は後者の方が大きい、ってことですか?(違うな。規模
というより「価値」が大きいのが後者で、規模は前者の方が大きいのですか?)
> ソフトウェアの規模とは、開発に費やされたソフトウェアの要素の量です。
「ソフトウェアの要素」とは具体的になんでしょうか?LOC? FP?でも、開発に
費やされたソフトウェアの要素の量、といえなくもないですが、、、。
あれ、違うな。『規模が大きいことは悪』なんですね。じゃあこの前提は違い
ますね。
「規模」はLOCやFPなど、いわゆる「成果」から直接的に知ることができる
指標を指しているんですか?「価値」が投下したコスト(==人件費)を指して
いる?
# XP的に考えると「(没になったものを含めた)ストーリーカードの作成
# された数」とか、ですか?(うーんそれでは意味が逆か...。)
・・・やっぱり、考えてみましたけど、『ソフトウェアの規模』と『コスト』は
無関係だと思います。コストをソフトウェアの規模増大に費やすか規模縮小に
費やすかは、『組織の戦略』と『開発目的』にゆだねられると思います。
# 乱暴に言ってしまえば、「コスト」と言ったとたんに億単位の金をかけた
# 最新開発機材投入のコストと「雑魚」を数十人単位で投入するコストが同列に
# 語られることになっちゃいますから...。
ただし、濱井さんが多分考えられているだろう事柄、「もうちょっとしゃんと
頭を使って開発せんか!上司はそういうところをちゃんと評価せいや!それが
できんから今の日本のソフトウェア開発は...まったくもーなっとらん!どうにか
せい!」という点については全面的に同意します。
# 言いたいポイントはこれですよね? 違います?
後輩(そのとき3年目で私とはじめて組みました)と一緒にデータベース設計
していたときにいろいろ見解を求めてみたら「うわー会社に入ってこんなに頭を
使ったのははじめてですー」とか言われたときにはのけぞったことがありました。
# おいおい、そんなんでいいのか、と。3年間考えもなしに働けるのかと。
# まあ、今では実運用上ほとんどおきない不具合でも1週間ほど考えるように
# シゴキましたけど。(シゴキすぎたかな(^^;。)
で、まあ否定するだけではアレなので、ちょっと私なりに「頭を使って開発
していることを示す指標にはどんなのがあるか」を考えてみました。
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[その1]
頭を使っていると、ハゲる。(または白髪が増える)
→ 毎週おでこの広さを測る。(白髪の本数を数える)
(おでこが広くなったり、白髪が増えれば頭を使っている。)
(欠点)
遺伝があるかも
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[その2]
頭を使っていると、おなかがすく(のどがかわく)
→ 毎食食べるカロリー(飲み物消費量)を累計する。
(増加すれば頭を使っている。)
(欠点)
ダイエットは敵!
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[その3]
頭を使っていると、落ち着きがなくなる
→ 席についてじっとしている時間を計測する。
(席についている時間が短くなれば頭を使っている。)
(欠点)
ただサボっているだけかも
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[その4]
頭を使っていると、朝早起きできない
→ 出社時間を計測する。
(だんだん遅くなれば頭を使っている。)
(欠点)
冬場は...。電車も遅れるし...。
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[その5]
頭を使っていると、はずれ(非採択の機能)が増える
→ 実装時に検討した機能と実際に実装した機能の比率を計算する。
(検討時の機能数÷実装した機能数の計算値が極大化すれば良い)
(欠点)
開発プロセスの「無駄」により実装できなかった機能との区別がつかない?
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...ぜんぜん使えん指標ですね(^^;。すみません。
# 気を悪くなさったかたがいればごめんなさい。
では、また。
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Sakai Ryoji (mrsa@....jp/mrsa@....jp)
from Saitama, JAPAN