どうも、さかいです。こんにちは。
> -----Original Message-----
> From: M.Horiuchi [mailto:horiuchi@....jp]
> Sent: Monday, January 21, 2002 4:47 PM
> To: extremeprogramming-jp@....jp
> Subject: [XP-jp:03056] Re: 生産量 (was CMM と XP)
>
>
> > ) どーせ仕様なんてころころ変わるんだから提示された期間にお互い
> > ) 合意した機能を開発することにはコミットしましょう。そのかわり、
> > ) 前倒しで開発できたら前倒しした期間分の報奨金をください。
> > ) あなたがたの案件ははやければはやいほど価値を増すんですよね。
> > ) もちろん、開発が遅延すればその遅れた期間分の罰金をこちらが
> > ) 払います。ええ、私の胃なり内臓を売ったりしてでも必ず払います。
>
> それは、計画開始時点では必要な機能やそれを実装する工数が実
> 用的な精度で予測できない、あるいはプロジェクトの性格として
> 予測すべきではない場合ですから、多段階に分けて、1段階目の成
> 果を見て2段階目以降の仕様や期間を決めましょう、ということに
> なるのではないでしょうか。
>
ですね。
締め切り後に、欲しいものが決まったらもちろんやりますよー、ただし
別料金で、とコミットする必要はあるかと思います。(「ここから先は別
料金になります」という、ちょっと前のKDDIのコマーシャルみたいです
が(^^;。)
# 最初に欲しい「価値(他社に先駆けたい)」と次に欲しい「価値(機能が
# 欲しい)」は違うでしょ、ということで説得することになるかと。
# それぞれの価値を最大化させるのは、これが逆にリーズナブルですよ、
# と説得できる、、、かな? それなりの客観的な事実もくっつけておく
# 必要はありそうですね。
この考え方を発展させれば、iteration毎にお金をとれるかも?(無理か...)
> > いいほうにはずれたら、お金ください。悪いほうにはずれたら、お代は
> > チャラでいいです、みたいな。これもひとつの「ビジネス戦略」だと考えて
> > います。まさに「ビジネス価値」に対価を要求する、ってことになるかと。
> >
> > # で、もらったお金は開発者に全部還元、と。こりゃーやる気でますよ。
> > # もう開発者が体壊すぐらいに。←それじゃあもともこもないけど(^^;。
>
> 顧客が評価するのは製品全体の完成時期ですが、個々の開発者が
> 期待するのは自分の担当した部分の作業期間に対するものだと思
> うので、そのギャップを避けてうまく還元できればよいのですけ
> れど…
>
...無理(というか現実的ではない)でしょうね。みんなで温泉でもつかって
ばーっと消費する、ぐらいでしょう。(ああアブク銭...)
> もとの話題に少しふれれば、
>
> 結局のところ「ソフトウェアの価値」が何を表し何を評価する数
> 値かの定義が人それぞれなので不毛な議論になるのではないかと
> 思います。顧客にとっての価値であったり、企業にとっての価値
> であったり、開発者個人にとっての価値であったりと。
>
> 他の事柄と合わせなければ売り上げ単体では何の評価にも使えな
> いのですが、それを思い思いの事柄を無意識に補って論じるので
> かみ合わないのではないかと思います。
>
いきおい水掛け論ですよね、こういう事柄。建設的な議論にする
ためには、どこに立っているか(視点)を明らかにして、お互いが
その差異を認識し、その差異について語る、ってのが必要でしょう。
# 「ダメだ」ではなく、相手の立場を認めその上で議論する(合意
# できるところとできないところを明確にする)ってこと、あたりまえ
# なんですけど難しいですね。いつも反省することしきりです。
ということで。
# そろそろ XPに、、、。
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Sakai Ryoji (mrsa@....jp/mrsa@....jp)
from Saitama, JAPAN