みやたです。こんにちは。
<200201172333.IAA23610@....jp> の、
"[XP-jp:03022] Re: 生産量(was CMM と XP)" において、
"HAMAI Kyoichi <k-hamai@....com>"さんは書きました:
> 濱井です。
> 2002/01/17 17:49:42 +0900にkaz_miyata@....jpさんが送られた
> メールに関する返信です。
>
> >「売上」をソフトウェアの生産量を計る為の基準にしたとしても、それは
> >「規模」を計った事にしかならないと思います。理由は、ソフトウェアの
> >「見積」にあります。「売上」の元となるのは、「見積」ですよね。
> >(少なくとも)現在のソフトウェア開発では「見積」を算出する基準は
> >ソフトウェアの「規模」ですよね?人月や行数をベースにしようとFP法
> >であろうとソフトウェアの(予測される)「規模」が基準になりますね。
> それは、[XP-jp:02577]でもふれているように悪しき慣習にすぎません。
> そうしなければならないというルールがあるわけでもありませんし、
> パッケージソフトでは、全く当てはまりません。
<XP-jp03023で濱井さんは変更しました。>
> 実際、顧客にとって、ソフトウェアの規模が大きいこと自体のメリットは全く
> 無く、規模が大きいからといって多く金を払うべき理由は存在しません。
<変更個所終わり>
> >という事は、結局「売上」を基準に計ったとしても、それはソフトウェア
> >の規模を計ったことになると思います。
> 売り上げが規模に対応するような契約をすれば、売り上げは規模に対応する
> という一種のトートロジーです。
ということは、「売上」(ソフトウェアの価格)では「価値」を計った事には
ならないのでは無いでしょうか?「売上」がソフトウェアの「価値」を反映し
たものにするには、「価値」を基準にした、見積方法が必要になります。
では、その「価値」はどのようにして算出・計測するのでしょうか?
第一、物の「価値」は主観的なものではないのでしょうか?同じ物であっても
対象者・時間などでまったく変わってきますよね。
第一この世の中で販売されているものに、顧客の「価値」に対応した「価格」
がついたものがあるのでしょうか?
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宮田 和成