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Date:  Fri, 18 Jan 2002 07:41:01 +0900
From:  "M.Horiuchi" <horiuchi@....jp>
Subject:  [XP-jp:03020] Re: 生産量  (was CMM   と  XP)
To:  <extremeprogramming-jp@....jp>
Message-Id:  <000501c19fa8$1a01eb20$4813fea9@....jp>
In-Reply-To:  <200201170943.SAA09805@....jp>
X-Mail-Count: 03020

> 顧客の価値評価のあらわれとも言える「売り上げ」は、客観的に計れますが?
> 開発だけでなく、販売力や宣伝力の影響も受けますが、計測に誤差はつきもの
> です。

> [XP-jp:03007]でも述べたように「生産量」が販売力や宣伝力、外部環境の
> 影響を受けるのは、一般の製品では常識です。ソフトウェアだけなぜ例外で
> なければならないのでしょう?

売り上げと製品そのもの価値、言い換えれば開発者が生み出した
価値が直結しないのはどの製品も同じです(製造にかかるコストを
単純に引いたとしても)。ソフトウェアだけが例外的に一致すると
考える濱井さんの主張の方がソフトウェアを例外的に扱っている
わけです。製造コストが格段に安いので錯覚しているのでは?

すなわち売り上げを生産量と定義するところまでは実害ありませ
んが、それを開発者が生み出した価値と単純に結びつけるところ
に飛躍があります。ソフトウェアに限らず、単純に結びつかない
からそれを推測するのにさまざまな他の指標を用いるわけですが、
濱井さんはどういうわけかそれを否定しているのです。

#不毛の極みなのでこの辺りにしておきます。

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Michitaro Horiuchi / Access Co.,Ltd.
horiuchi@....jp / horiuti@....jp