日本フィッツの中尾です。
再掲です。
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【それはルールです!】
Alistair CockburnとKentそして私は、eXtreme ProgrammingとAlistairが作成
している軽量の開発手法に関して電子メールにで談笑してきました。お互いを
知ることの一部として、私たちはお互いのあれこれを指摘し、自分たちのプロ
セスを防衛していました。
Alistairはこう言いました:
eXtreme Programmingは、「私の方法をに従うか、さもなくば出て行け」と
述べています。
私の哲学的スタンスでは、個人の違いを最大限に認めることにしています。
(C3プロジェクトがそのやり方で利益を得たことは、認めないわけではあり
ませんが。)
これは少し違います。
ここにAlistairに対する私の返答があります(多少編集されています):
これに関して黙っていたくなかったのですが、XPは、そのようなものがある
とすればですが、「私の方法に従うか、さもなくば出て行け」とは言っては
いません。全く逆です…我々がC3プロジェクトで使用するXPのようなルール
は、チームが拠り所とすることに決めた規則です。そしてチームは、「我々
の方法に従うか、さもなくば出て行け」と言います。しかしチームのルール
の中では、個々の違いを認めています。いくらかのエリア(ユニットテスト
を記述し、リリースする前にユニットテストを実行する)においては、違い
はほとんど認めません。他のものにおいては、多くの違いを認めています。
しかし、決して多すぎることはありません。なぜなら、我々のやり方こそが
我々のチームの内部的社会契約だからです。
Kentと私は難題について論ずるのが好きです。XPルール-C3バージョン-は、
完全停止から全速力までC3チームを加速するプロセスの一部として発展して
きました。彼らは多くのことを学びました。私も実に多くのことを学びまし
た。Kentは多くの考えをもっていますが、私の見た限りでは、彼も同様に多
くのことを学んだようです。
これが、そのやり方です:
ここで非常に強く主張されているルールは、私のルールでもKentのルールでも
ありません。これらはチームが大切にしているルールです。私たちは全てのメ
ンバーがこれに従うことを要求します。なぜなら、私たちはこのルールが私た
ちを効果的にすると信じるからです。状況が変わったり、私たちが更に良いア
イデアを思いついたとき、私たちはルール変更の可能性について論じ、そして
しばしばルールを変えます。
つまり「それはルールです!」は私たちのルールの一つなのです。
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オリジナル http://www.xprogramming.com/
Copyright (c) 1999, REJeffries et al. (ronjeffries@....org)
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日本フィッツ(株) 情報技術研究所
中尾 杉作
e-mail: sugisaku.nakao@....jp
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