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Date:  Thu, 18 May 2000 18:57:28 +0900
From:  Yutaka Kamite <y-kamite@....jp>
Subject:  [XP-jp:00362] Re: XP Chapter 23 20-80 Rule
To:  extremeprogramming-jp@....jp (extremeprogramming-jp ML)
Message-Id:  <3923BEAA1AE.06AEY-KAMITE@....jp>
In-Reply-To:  <3923ABE9.2C594DE4@....jp>
References:  <392371FD0.4B63Y-KAMITE@....jp> <3923ABE9.2C594DE4@....jp>
Posted:  Thu, 18 May 2000 18:58:02 +0900
X-Mail-Count: 00362

佃さん、上手です。

On Thu, 18 May 2000 17:37:02 +0900
佃 軍治 <tsukuda@....jp> wrote:

> 
> 佃です。
> 
> コメントありがとうございます。
> 
> Yutaka Kamite wrote:
> > 
> > 上手@データ通信システムです。
> > ちょっとコメントさせて下さい。
> > 
> > On Thu, 18 May 2000 09:30:44 +0900
> > 佃 軍治 <tsukuda@....jp> wrote:
> > 
> > >
> > >
> > > <タイトル直下の要約部分の全訳>
> > >   XPのフルバリューはすべてのプラクティスが適切になるまで得
> > in place はスラングでは「実施される」という意味のようです。
> > xpの真価(?)は全てのプラクティスが実施されないと発揮できない。
> > 位では?
> 
> 拝承。
> ところで、スラングはどうやって調べているのですか?

前に翻訳の雑誌を買った時に、「必携7つ道具」と言う感じで研究社の
「Readers Plus」が載っていたので、このCD-ROMを買っていれてます。
スラングは <slang>と表示されてます。
45万語なのでとても強力で、これを入れてから Webなど読むのもとても楽
になりました。オススメします。1万円台の半ばだったと思います。

> 
> > 
> > > られない。多くのプラクティスは断片的に適応可能であるが、それ
> > > らを一緒に利用されたときにそれらは相乗効果を生む。
> > >
> > > <本文の抄訳>
> > >   ソフトウェアプログラマは、20-80ルール(利益の80%は作業の
> > benefitは、恩恵とか結果のニュアンスを持った訳の方がよいのでは?
> > いい訳がありませんか。
> 
> 「恩恵」にしておきます。
> 
> > 
> > > 20%から生じる)を扱うことに慣れている。このルールを適用する
> 
> > > ・ たくさんの小さな要因、例えばスキーブーツのチューニング、
> > > により、バランスを保つことができるようになる。ある要因がだめ
> > > なら、バランスは保てない。
> > スキーブーツのバランスがとれていないことは、他に沢山の問題が
> > あることを示していて、それを全て直さないと駄目だと言っていると
> > 思います。
> 
> 沢山の要因に関係するものの解釈が異なるようです。
> <私>スキーを上手にすべること
> <上手さん>スキーブーツの調整
> 
> もう一度読み直しても私には、要因の1つがブーツの調整のように
> 読めるですが、どうなんでしょうか?

私も佃さんと同じ解釈です。
スキーを上手にすべれるようになるためには、沢山の要因がある
 -->その一つがブーツの調整
ブーツのバランスがとれていない
 -->氷山の一角で、沢山の問題が潜在している

(では)

> 
> > it is a host of little factors. というのを、それは沢山の小さな
> > 要因を紹介(host:司会者の意味?)している、と考えました。
> 
> > 
> > > ・ 最初はゆっくりとした進歩だが、最後の段階では急激にスキー
> > > が進歩する。
> > 進歩はずっと(all along)ゆっくりだが、最後の2つ3つの(few)変化
> > が劇的にスキーを上達させる
> > 位だと思います。
> 
> 拝承。
> 
> > >
> > >   XPもこれと似た感じである。シナジー効果を得るためにプラク
> > > ティスを同時に実施すれば、単体で使用する場合の合計より効果が
> > > 大きい。例えば、ペアプログラミングのパートナーがあなたにリフ
> > > ァクタリングを要求したりするので、単にテストをするのではな
> > > く、単純なシステムをテストすることになり、テストが容易にな
> > > る。
> > >   これはジレンマを生む。XPはオールオアナッシングなのか。改
> > > 善が見られないままこれらのプラクティスに従うべきなのか。そん
> > to the letter は文字通りに、厳密に、の意味のようです。ここは、
> > 厳密に全てのプラクティスの適用をするか、それとも(一切適用しない
> > で)何の改善ももたらさない方に賭けるかの2者択一を言っていて、
> > 結論は、そんなことは無いよ、ということだと思います。
> > 
> 
> なるほど! すっきりしました。
> 
> -- 
>   佃 軍治  tsukuda@....jp
>   日立製作所システム開発研究所第2部
>