Index: [Article Count Order] [Thread]

Date:  Thu, 18 May 2000 15:08:27 +0900
From:  Yutaka Kamite <y-kamite@....jp>
Subject:  [XP-jp:00355] XPractices 【  23. Code Ownership 】(修正完了版)
To:  extremeprogramming-jp@....jp (extremeprogramming-jp ML)
Message-Id:  <392388FD30C.29E2Y-KAMITE@....jp>
Posted:  Thu, 18 May 2000 15:09:01 +0900
X-Mail-Count: 00355

上手@データ通信システム です。
修正完了版です。ちょこちょこ直しました。
残りの3つ、24,25,26についても完了版をpostしますので、
webにあげるのはそれまで待って下さい >矢崎さん

XPractices 23.
Code Ownership
コード所有権

我々はコード所有権を使わない。ある機能について複数のクラスが始めて
開発される時は、普通は一つのチームのみが、当初の開発に必要な一つの
イテレーション(繰り返し)の間だけ担当する。

その後は、いつでもどのチームでもクラスを扱う機会があれば、拡張であ
れ修正であれ自由に行う。
我々は頻繁にリリースするので、コードの衝突はほとんどない。我々は
ENVYを拡張し、リリースしたクラスに基づかないクラスのバージョンを発
見したら警告するようにした。警告が出て、我々が始めたものと違うもの
なら、その変更をリリースバージョンに統合する。(もし必要ならば、我
々の直前にリリースしたチームが助けてくれるだろう。)

反論
所有権の欠如は人々に、仕事の責任が小さくなったと感じさせるかもしれ
ない
・全てのグループがすぐに自分たちの仕事を見るのだから、品質について、
より少ないどころか、より多く注意を払うようになる

反論
オーナでない者はクラスを理解せず、壊してしまうかもしれない
・クラスは単体テストを100%通らないといけないので、誰によってなさ
れた変更でも自動的に品質要求に従う。
・クラスを変更しているチームにそのクラスの経験が無くても、ペアプロ
グラミングが、2組の両目が変更を見守ることを確実にする。
・通常、もしクラスが複雑なら、オリジナルな作者の一人が呼ばれて変更
を助ける。

オリジナル http://www.xprogramming.com/
Copyright (c) 1999, REJeffries et al. (ronjeffries@....org)