Date: Thu, 20 Dec 2001 10:01:28 +0900
From: k-hamai@....com
Subject: [XP-jp:02920] Re: CMM と XP
To: extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id: <200112200101.KAA17740@....jp>
In-Reply-To: <20011219135849.1D07.MAKOTAN@....jp>
References: <20011219135849.1D07.MAKOTAN@....jp>
X-Mail-Count: 02920
濱井です。
2001/12/19 14:19:50 +0900にmakotan@....jpさんが送られた
メールに関する返信です。
[XP-jp:02906]以降の私のCMMへの批判を簡単に言えば。
・お金が儲かっているか。
・お金の儲かり方は安定しているか。
などは、ソフトウェア開発プロセスの優劣を評価する上でも、最も
重要な要素のはずであるということです。
これらをある程度以上満たして、始めて、他の要素を評価する意味が
あります。会社が潰れてしまったらプロセス成熟度も何もないです。
CMMがソフトウェア開発プロセスの優劣を表現したモデルなら、最低レベル
は、赤字企業などであるはずです。
儲け具合といったものがCMMの各レベルで評価の対象になっているべき
です。
細かい例を挙げると、コストや開発期間が計測、管理の対象になるならば、
売り上げや利益も計測、管理の対象であるべきです。
コストや開発期間の見積もりの精度を問うならば、売り上げや利益の
見積もりの精度も同様に議論すべきです。コストや開発期間だけ正確に
見積もれてもほとんど意味はありません。