川崎@NECです。
XPの実践経験はないのですが、分散環境ではXP適用はできないものなのでしょうか?
オンサイト顧客やペアプログラミングなどXPのキーとなるプラクティスでは、
同じところに集まって必要なときにコミュニケーションをとることでチームとしての
パワーを発揮させていると思いますが、分散環境ではコミュニケーションの手段は
メール(緊急時は電話)になり、オンサイト顧客の変わりにメーールによるコミュニケーション、
ペアプログラミングの変わりに、MLを使用した関係者によるインスペクション(ピアレビュー)の
実施が考えられます。
分散環境として有名なのにバザールモデルのオープンソースの開発がありますが、
コミュニケーションの手段はほとんどメールベースで作業を進めると理解していますが、
これと比べてXPのメリット(品質、コスト、開発期間)はどうなのでしょうか?
バザールモデル(http://cruel.org/freeware/cathedral.html)のプラクティスとして
以下が書かれています。
・目玉の数が十分あればどんなバグも深刻でない
・ユーザを共同開発者として扱うのは、コードの高速改良と効率の良いデバッグの一番楽な方法
・ベータテスタをすごく大事な資源として扱えば、実際にそうなって報いてくれる
・良いアイデアを思い付く次善の策は、ユーザからの良いアイデアを認識すること(時にはこの順序は入れ替わる)
・早めにリリース、頻繁にリリース、そして顧客の話を聞くこと
・良いソフトはすべて開発者の個人的な悩みからはじまる
皆様の意見を聞かせてください。
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川崎 寿之(Toshiyuki KAWASAKI) E-Mail:t-kawasaki@....com