菊池です。
> >例えば、CMMのレベル2のゴール4として
> >「ソフトウェアベースラインの状況と内容が影響を受けるグループと個人に
> >通知されている。」
> >というのがあるのですが、「こんなの当然だよ」と思うことが出来ていな
> >かったりするんです。で、こういう問題があると、関係者で話あったりする
> >のですが、結局、出てくる結論は、CMMの目標とあまり変わらない...
>
> それは、「4つの価値」の一つである「コミュニケーション」がうまく
> いっていないということになりませんか?
その通りだと思います。但し、XPの適用条件4〜8名に対して、もっと大人数の場
合の
話です。(そんなところにXPを適用してはダメ!という話を抜きにして議論しま
す)
プロジェクトの単位が例え多くとも、チームはもっと小さい単位でなので、
このチームでXPを実行するには十分価値あると思います。
ただ、チーム対チームになったらコミュニケーションも粗密になってきます。
> >というわけで、レベルに関わらず参考にすべき所もあるかなと思う次第です。
>
> CMMが箸にも棒にもかからないものなら、これほど推進されないでしょう。
> ある程度の利点はあると思います。ただ、ある程度以上ソフトウェア開発
> 組織を改善しようとしたら、むしろ足枷になると思います。
>
> XPでは、変化の予想には限界があるから無理に予想せず、予想外の変化にも
> 柔軟に対応できるようにしておくという方針であり、CMMでは、変化を完全に
> 予想し、予想外の変化はあってはならないという方針に見えます。
私も、足枷に感じる部分はあります。CMMって、とことんウォータフォール型
モデルの開発プロセスに基づいていると感じます。
本来CMMは開発プロセスを規定はしてないんですよね。
そこで、何でと思うと、濱井さんのご指摘の[XP-jp:02706]という話になってしまう
んですが...
また、私がフレームワークぽいソフトを作っているからかもしれませんが、進化的
設計
もそれが、インターフェイスとして規定されたとたんに、身動きがとれなくなって
しまい、
結構「無理に予想」していく必要もあるとこの頃感じますが如何でしょう?