濱井です。
2001/12/03 18:32:11 +0900にhkikuchi@....jpさんが送られた
メールに関する返信です。
>組織的には分かりませんが、個人的には(レベル2で)まずくありません。
>また、XPのプラクティスがレベル5に達しないから、未熟とも思いません。
>ただ、補完すべきこともあるかなと思っています。
>
>例えば、CMMのレベル2のゴール4として
>「ソフトウェアベースラインの状況と内容が影響を受けるグループと個人に
>通知されている。」
>というのがあるのですが、「こんなの当然だよ」と思うことが出来ていな
>かったりするんです。で、こういう問題があると、関係者で話あったりする
>のですが、結局、出てくる結論は、CMMの目標とあまり変わらない...
それは、「4つの価値」の一つである「コミュニケーション」がうまく
いっていないということになりませんか?
>というわけで、レベルに関わらず参考にすべき所もあるかなと思う次第です。
CMMが箸にも棒にもかからないものなら、これほど推進されないでしょう。
ある程度の利点はあると思います。ただ、ある程度以上ソフトウェア開発
組織を改善しようとしたら、むしろ足枷になると思います。
XPでは、変化の予想には限界があるから無理に予想せず、予想外の変化にも
柔軟に対応できるようにしておくという方針であり、CMMでは、変化を完全に
予想し、予想外の変化はあってはならないという方針に見えます。