Index: [Article Count Order] [Thread]

Date:  Sat, 10 Nov 2001 13:05:39 +0900
From:  "hasegawa" <hasegawa@....jp>
Subject:  [XP-jp:02776] 特別セミナーのご案内
To:  <extremeprogramming-jp@....jp>
Message-Id:  <018d01c1699c$f815d6c0$660aa8c0@gp6x866>
X-Mail-Count: 02776

長谷川@テクノポートです。

特別セミナーのご案内をさせていただきます。

来週の11/15-16に、以下のセミナーが開催されます。
定員は100名で、現時点でどれだけの空きがあるかわかりません。
また、開催日まで余り時間がありませんが、何卒ご容赦を。

XPとは直接関係しないかも知れませんが、ソフトウェアにおける
ひとつの知見として、パターンというものを知るのもよいかと。
ちなみに、『達人プログラマー』でWard Cunninghamさんも、
    「私はこの問題を10年以上研究してきました。その結果、
     もっとも見込みがあるのはパターン言語と呼ばれる手段を
     を用いることだと実感しています」
と述べています。

特に今回講演される Linda Rising、Neil Harrison、James Coplienの
御三方は、パターンよりも、パターンランゲージというより広い視点で
捉えていて、GoFとは違った味があります。

こういったセミナーが開催されることは少ないので、
ご興味がある方はぜひこの機会に参加してください。
また、講演者のご厚意により、参加費は無料となっています。
#でも、個人的にはカンパぐらいしたい気持ちです(^^;。

  ----------------------------------------------------------------------

                           InArcadia Presents
             2nd Special Seminar on Patterns (November, 2001)

               ソフトウェア開発におけるパターンの現状と展望

                   -- 知識の共有とパターンランゲージ --

                            参  加  者  募  集

  ----------------------------------------------------------------------

   ソフトウェア開発におけるパターン、あるいはパターンランゲージを指向
  した活動が活発に続けられています。その実践と適用が非常に広範な領域に
  及んでいることは、例えば、今回の特別セミナーの講演者の一人でもある
  Linda Rising 氏が、昨年、ソフトウェアパターン年鑑として纏められた著
  書 (The Pattern Almanac 2000, ISBN: 0201615673) に盛られたパターンの
  数の多さからも、容易に察することができるでしょう。

   また同様に、ソフトウェアパターンに関する国際会議として名高い PLoP
  (Conference on Pattern Language of Programming and Design) は、既に
  世界各地 -- PLoP (USA), EuroPLoP (欧州/独), ChiliPLoP (Arizona),
  KoalaPLoP (豪州), SugarLoafPLoP (南米/ブラジル), MensorePLoP (アジ
  ア/沖縄 http://www.inarcadia.co.jp/MensorePLoP,) VikingPLoP (2002
  年予定/スカンジナビア) -- で開催されるようになって来ています。

   初春に実施して好評を博しました前回に続き、今回の特別セミナーでも、
  ソフトウェアパターンに関して世界的に活動されて来ている著名な三人の先
  達 -- Linda Rising 氏、そして前回で既にお馴染み、 Neil Harrison 氏と
  James Coplien 氏 -- をお迎えし、丁度、直前に開催されたアジア圏で初の
  PLoP シリーズである MensorePLoP の成果なども含め、ソフトウェア開発に
  おけるパターン/パターンランゲージの現状と展望に就いて、語って頂きま
  す。 (詳細は http://www.inarcadia.co.jp/LNCseminar を参照ください)


   今回の講演では、先ず Linda Rising 氏から組織へのパターンの導入と云
  う側面から、また James Coplien 氏からは昨今 AspectJ や Generative
  Programming などにも関係して注目されています Advanced Separation of
  Concerns (ASoC) の側面から、そして Neil Harrison 氏からは、パターン
  の「醸成」に不可欠な shepherding (優れたパターンへと引率する一連の活
  動のこと) に関し、今度は sheep (引率される側) からの tips に就いて、
  それぞれ、講演者自身による長年の実践と経験とを踏まえた講演がなされる
  予定です。また、講演の最後にはラップアップとして、参加者の皆さんとの
  質疑応答 -- パターンに関する事柄なら何でも! -- 中心のパネルも準備さ
  れています、奮っての参加をお待ちしております。

  ----------------------------------------------------------------------

-- 長谷川(hasegawa@....jp)