長谷川@テクノポートです。
----- Original Message -----
From: "Kenji Hiranabe" <hiranabe@....jp>
Sent: Friday, November 09, 2001 9:36 AM
> 長谷川さん,
> 平鍋です.レポートありがとうございます.
こちらこそ、いい話を聞かせてもらいまして、
ありがとうございました。
> > 最後に、OOPSLAからの感想で、XPのような手法がUSでひとつの潮流となり、
> > XPもそういうアジャイルな手法の一種と位置付けられるようです。
> > 他にもクリスタルなどがあり、これも近々日本にもやってくるだろうと。
> > また、OOPSLAでCoplienがこういったアジャイルなものの区別について、
> > 水着をメタファ(?)にして説明していたことも紹介されました。
>
> Coplien でなく,Cockburn だと思います.
> ('クリスタル'の人で,Writing Effective Use Cases の著者)
自分の耳が信じられません(^^;。
ありがとうございました。
#来週が怖い...。
> > 14:45〜15:35 Special Session XP実践レポート
>
> > 平鍋さんが実際にXPの手法を実践した時のレポートです。既に
> > ...
> > ・カードの必要性:手渡しやすいこと
>
> Cockburn が,
>
> "Stories Are Promises for Conversation"
> 「ストーリーは会話の約束手形」って言っています.これを持って
> ユーザのところに行くんです.
>
> > ・同じ部分に出会った場合は、後の者がリファクタリングをする。
>
> "The second person pays for generality", とも言います.
> 最初から一般化の労力を支払わず,必要になった時点で.
>
> また,GoF の一人である,Ralph Johnson が,
>
> "In XP, the software life-cycle is: Analysis, Test, Code, Design"
>
> と言ってます.Design と Test がひっくり返っているんですね.
>
> > ・XPはトラックナンバーが非常に高い。
>
> トラックナンバーへの言及は,やはり Cockburn らが,ペアプロの
> 有効性を書いた,"Costs and Benefits of Pairprogrammming" に
> あります.(Coplien の '組織プロセスパターン'にも言及あります)
>
> http://members.aol.com/humansandt/papers/pairprogrammingcostbene/pairprogrammingcostbene.htm
>
> また,上記には,ペアプロのコストは 200% でなく 115% だ,とい
> う数値があります.
セミナーでも、こういう感じで、要所とコメントが
盛り込まれるので、よかったですよ → みなさん。
> > 15:40〜16:30 Main Session
>
> > ●XPのビジネスメリット
> > NECの牛尾さんのビジネスという観点からXPを見た場合の捉え方が
> > 実際の具体例(経験)を通して、紹介されました。
>
> めっちゃおもろかったです.
>
> 契約という視点から,日本のSE魂みたいなものを感じました.ス
> トーリーカードをプリペイドカード方式で渡すという,のはすご
> い.この方が「お徳ですよ」という説得も.「お客様にしていただ
> くこと」という客先に実際に出したと言われていた資料なども.
この場を借りて、お詫びを。
「初めてお目にかかれました」と書いてしまったのですが、
調べてみると某勉強会で一度会っているはずということが
判明しました。失礼しました、牛尾さん。
> "Prepaid Story Card" -- How to contract in XP
>
> なんて感じで米国に紹介したいですね.
>
> > ●XPと組み込みソフトウェア
> > ...
> > 土屋さんの話を聞いて、これはそんなんじゃなく、利用できない場合は、
> > それに代わる工夫をしたり、徹底して現場に適合するものにするという
> > 意思の現れのように感じました。
>
> 私も感動しました.XPのスピリットが感じられて嬉しくなりました.
> これも,是非米国に紹介したい.
そうですね、私もどこか共通するスピリットを感じました。
-- 長谷川(hasegawa@....jp)