濱井さん、
こんにちは、合木です。
On Mon, 22 Oct 2001 08:47:35 +0900
hamai-san wrote:
> 濱井です。
> 2001/10/19 16:39:22 +0900に私が送ったメールに関する訂正です。
:
> 既存のソフトウェアとの類似性が高い、差異が少ないということは、
> 一般に、そのソフトウェアを入手する価値が低いことにつながります。
> 逆に、入手する価値の高いソフトウェアは一般に大きな新規性を
> もっています。
>
> 見積もりの精度を高めようとすれば、既存のソフトウェアとの差異を
> 小さくせねばならず、それはソフトウェアを開発する価値を下げる
> ことになりがちです。ソフトウェアを開発する価値を高めようとすれば、
> 既存のソフトウェアとの差異を大きくせねばならず、見積もりの精度を
> 下げることになります。
お指摘されている事の範囲では、経験からも直感からも納得できます。
新規性の高い製品を作ろうとしている場合には、おっしゃる通りと思います。
ありがとうございました。
以下、少しずれますが、「既存のソフトウェアとの類似性が高い、差異が少
ない」といった場合にそれらの度合いの捉え方が曖昧かもしれませんが、受
託開発の現実としては、「既存のソフトウェアとの類似性が高い、差異が少
ない」新規性がある製品とはいえない製品が作られる場合が多くはないでし
ょうか?つまり、最初に作る場合は見積り精度が低くても、似たような場合
を作る場合は精度があがります。そして、その似たような製品を作る場合が
現実として多いのであれば、計測し見積りにいかす事が必要ではないかと考
えています。
ここら辺、私はパッケージ製品の開発がメインだったため現状を正しく把握
できておらず、間違いがあるかもしれません。間違いがあればご指摘くださ
れば幸です。
> ソフトウェア開発の見積もりの精度は、ソフトウェアを開発する価値と
> 両立しないということです。
価値については、「既存のソフトウェアとの類似性が高い、差異が少ない」
製品であってもその製品の価格や稼動可能になるまでの早さ・品質などによ
り、違いがでてくると思います。この考えが正しいければ一概に両立しない
とは言えないと考えますが、どうでしょうか?
--
Shigeru Gougi
E-mail :ANC04864@....jp