上手です。
>科学的管理法の目的は、人的資源の無駄を無くし有効活用することにあります。
>テイラーは科学的管理法の適用範囲として、製造工場に限らず、家庭の管理や
>農場の管理、大学や政府各部署の管理のように、全ての社会活動について
>応用可能であるとしています [Taylor57] 。
ということですが、テイラリズムの対象範囲には、分析・設計工程を含むのでしょ
うか?
私は、テイラリズムの対象範囲は、「出来上がった設計に基づく、生産工程の合理化」
と考えた方がいいと思います。そうでないと、「計測すれば仕事は合理化できる」
という、一般論に陥ってしまいます。
この場合、XPはカスタマをチームに含む、仕様変更に柔軟に対応する、「分析と
設計工程」を含む、開発プロセス全体の管理手法ですので、テイラリズとは対象
範囲が違うことになります。
#XPは、単一作業を行う人を対象にしたのではなく、創造的な作業を行う技術者
およびプロジェクト全体を対象にした方法論ですが、議論が拡散するので、今回
はこの点には触れません。
テイラリズムでは、 Embrace Change! をどう扱うのでしょうか?
(以上)