>> Regarding [XP-jp:02556] Re: バグ・パターン; hamai@....jp adds:
> ・ワザト虫デバッグ:
> わざとバグを入れて(もしくは残して)デバッグさせる。
> 個別のバグに対して行うデバッグではない。
> 少なくとも1個以上のバグがあることがわかっているので、
> レビューなどでの無意識的な手抜きが防げる。
> (出典:「プログラミングの心理学」)
QA がきちんと機能しているかどうかをみるのに、いくつかのバグをわざと入れて
補足率をみたり、またその補足率から他のバグの残存率を見積もることを fault
injection という名前で聞いたことがあります。ワザト虫デバッグはこれに近い
ものでしょうか。また、洋書ですがそれに一冊費した本があります。
Software Fault Injection : Inoculating Programs Against Errors
by Jeffrey M. Voas, Gary McGraw, ISBN: 0471183814
(余談ですが、この本の foreword はなかなかよいです)
しかし周囲で、これを試したことがあるという話は聞いたことがありません。
どれくらいメジャーな技法なのでしょうか。私自身の経験が不足しているので、
なんともいいがたいのですが。
小野