濱井です。重大な勘違いがあるようなので。
2001/09/04 20:02:27 +0900にuehara@....jpさんが送られた
メールに関する返信です。
>> 欠陥の修正は、レビューにより欠陥を発見した場合を除いて
>> 以下のようなプロセスを経ます。
>>
>> (1)欠陥により引き起こされる障害の検出
>> (2)欠陥の特定
>> (3)欠陥の修正
>>
>> 障害を引き起こした欠陥から修正していくことになるため、障害を
>> 発現しにくい欠陥ほど、後まで残ることになります。つまり、(1)
>> が困難でそのコストのかかる欠陥ほど後まで残っているわけです。
>>
>> リリース前に欠陥を修正するためには、(1)のコストの急激な増大が
>> ネックとなります。ところがリリースしてしまえば、障害の検出を
>> するのはユーザであり、(1)のコストから解放されます。
>
>
> (3)のコスト
> \ /
> \ /
> \ /
> / \
> / \
> / \ (1)のコスト
>
> --------------------->時間
>
>
>ということですね。バグ修正(伴って検出も)を前倒しするのはいいけど、無理
>に前倒しすぎるのは全体のコストからみると割に合わないかもよ、という。
前倒しすぎると割に合わないのはそのとおりなのですが。
欠陥1個当たりのコスト
(1)のコスト
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(2),(3)のコスト
――――――――*―――――時間
リリース
というような具合になります。(1)のコストは、リリース以降は
発生しませんが、リリースまでのテスト中は増加を続けます。
多分、指数関数的に増加します。(2)や(3)のコストは、リリース
以降も発生しますが、リリースしたからといって急激に増加したり
はしません。
リリース後の欠陥による総コスト
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\ /
\ /
\/
/\
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/ \
/ \リリース前の欠陥修正の総コスト
―――――――――リリース後の欠陥件数
こちらの図と勘違いしたのでは。