船橋さん、
こんにちは、合木です。
お返事ありがとうございまいた。
On Fri, 07 Sep 2001 11:58:48 +0900
Mikio Funahashi-san wrote:
> 船橋@NSIです。
> >
> >>しかしながら、XPのグル達が考えるメタファーの使い方はなんであるか
> >>は、具体的には良く分からないので、みなさん議論していると思います。
> >
>
> エプ入門本のメタファの所を読み返してみました。
>
> すると、「メタファだけで開発を始める事は恐らく出来ない」として条件
> を付けています。
> ・テーストやコードから具体的フィードバックが得られる
> ・顧客がメタファを使って話を出来る
> ・メタファが示す意味を理解する事。その為にリファクタリングを通して洗練する。
>
> また、別の部分では「メタファが成熟すると、チーム全体は比喩を調べて新
> しい発想を選られる」
>
> つまり、メタファは(単純に得られる場合もあるが)テストや実装を通して
> 成熟させていく必要があるという事だと思います。
> (そうしないと西田さんが指摘されているような危険がある。)
「メタファー」=「ほぼアーキテクチャー」の場合は、記述していただいた通り
と僕も考えます。
> >この本を読んだときには、XPのグル達は、パターンランゲージの提唱者
> >でもあるので、メタファーが核となってランゲージを作っていくのかなと
> >も思ったのでした。
>
> XPにおけるメタファは「アーキテクチャ」と同じだともかいてありますね。
> ある意味、良く出来たパターンの名前やウィンドウシステムの Window など
> は十分に成熟したメタファの形(=アーキテクチャ)と捉えても良いのかも
> しれません。
はい、「メタファー」=「ほぼアーキテクチャー」という捉え方の中では、お
っしゃる通りと思います。
ただ、僕が上記で書いたパターンランゲージをもったモノを作る時に使われる
メタファーは、少し意味合いが違います。
一番の違いは、「メタファー」=「ほぼアーキテクチャー」ではないところで
あり、
「メタファー」=「アーキテクチャー(またはモノ)のコンセプト」
として捉えたという点です。
また、「知識創造企業」の中でのメタファーもこちらの位置付けと僕は理解し
ています。
# 「知識創造企業」の中でのメタファーの捉え方で船橋さんとこの点で、もし
# かすると相違があるのかな?
--
Shigeru Gougi
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